PIONEER / carrozzeria TS-C1610A  

2019/9交換。MAZDA3の純正オーディオが、かなりのレベルだったことに感銘を受けて、ペルソナのスピーカーを、コアキシャルからツィーター別体に交換したいという衝動に駆られ、中古品を入手。

美しいペルソナのインテリアには、ツィーターを設置すべき理想的な場所が見当たらず、穴も開けたく無いので、せいぜい両目テープで貼り付けるくらいしか手がありませんが、ダッシュやドアのトリムは曲面が多く簡単に外れてしまうことから、已む無く、ドアミラーの付け根へ。リスナーの方を向いていないので、本来のポテンシャルは発揮できていませんが、それでも、音場がしっかりと前方上方に上がり、助手席の嫁さんの脚で音が塞がれることがなくなったので、かなり満足。

ついでにデッドニング的な作業も実施して、低音が締まりました。とはいえ、そもそもペルソナは、フロントはドアトリムが分厚く減衰する特性が強く、リアスピーカーに至ってはヘッドレストの奥からダクトを通して音を出すというレイアウトで、パイプオルガン的に拡がって輪郭がボヤける上にディレイが掛かる癖に、スピーカー位置は耳の高さドンピシャで、フロントよりもリアが目立つというかなりの曲者。ピュアオーディオを追求するには、かなり不利だと思います。でも、ペルソナだから、これで良いのです。