黒カウンテスのブログ一覧

フレンチホルンは真鍮でできている。
詳しく言えば、イエローブラスと洋白だがどちらも銅の合金である。
ベルブラスという材料が示すように、この合金の中には鐘の材質になっているものもあり、管楽器に使われるこの金属は倍音と音響特性に優れた面を持つ。仏壇で非常に長い余韻を持ってご先祖様とつなぐあの音を思い出す。
しかし、ここにプラスチック製が登場してきた。いかにも、おもちゃのラッパ的な音がするかと思えば、多種多様に進化してきた樹脂工学の技術のおかげで、なかなかどうして真鍮製に遜色ない音が出るじゃないか。
プラスチック製だと軽いし何より落としてもぶつけても大丈夫。気楽に扱える。修理や調整と行った課題があってまだ本格的な演奏には耐えないが、気を遣わなくて良いのでイベントやマーチングには最高だ！

カウンタックもアルミ製とＦＲＰ製ということで、金属製ＶＳ樹脂製なわけである。
アルミボディは板金屋の技術がとても必要でどこでも直せるというものではない。溶接も大変だ。画鋲で穴が開くし、歩道に乗り上げて駐車するとボディがゆがみそう。さびも怖い。
ところが、ＦＲＰボディは船舶のそれ並みに丈夫で、社外エアロパーツのもろさを連想してはいけない。よほどのスピードで突っ込まなければ、交通事故でボディが破壊されることはなさそうだ（笑）。もちろんさびない。カウンタックのドアの開け閉めは、知らなければウインドウの下部の段差をつかむだろうが、こんなことで簡単にへこんでしまう。正しくはＮＡＣＡダクトの下部を丁寧に押し下げる。ＦＲＰ製ならこんな気遣いはいらない☆


今のランボはついに三菱レーヨンの技術を採用してオートクレーブ釜を卒業したカーボン製（樹脂製）に進化してきた。時代はそういう方向性なのだろう。

・・・・安室が歌うのでこれでおしまい（漠）

画像を見てどう感じますか？
これ、カウンタックなんですけれど（笑）

昔持っていたアニバーサリーなんですが、よく「レプリカですか？」って聞かれました。
バンパーが微妙。
のぞき込んだエンジン（実際はミッション）の様子が微妙。
マルケのゲージフレームも微妙。
とにかく何もかもが微妙だって言うんです（笑）。

たしかに、スーパーカーブーマーな人たちにはアニバのデザインは受け入れがたいものがあるのも事実です。
もともとウイングレスのデザインがアニバなのに、ウイングつけちゃっておいるのもだめですね（笑）。
オーバーフェンダーも実はアニバだけフレアしていないんです。
どこもかしこも違和感たっぷり（笑）
さらに、エンジン音もどこかアメ車っぽいし、こいつは（爆）。

でも、これ１０００万円なんてしませんでした。
当時はスポーツカー氷河期でしたから、うちの黒いのと似たような値段でしたよ。
維持費や故障の不安は全く違いますけれどね（ちなみに、一度も故障しなかったですよ。ノントラブルで意外と優秀だと思ったものです）

こいつ、本物のアニバなんですよ（笑）
戦車みたいなフィーリングでした☆

思わず買ってしまった、カーセンサー1月号。
２０５円ならいいかと。

記事にはこうある。

＜２０１８　表紙のクルマ＞
　トヨタ　ハイラックス
中古車価格帯　６０万～３２０万円

きっとサンタも時代に合わせて、トナカイから機械化を果たしているのではないか・・・なんて妄想するのも面白いですよね。何に乗っていたら似合うかな？と考えると、やはり荷物がいっぱい積めるクルマ。しかも雪道走破性も高いクルマということで、サンタのベストチョイスはハイラックススポーツピックアップ。荷台に載ったプレゼントの入った袋が外から見えやすいのもポイントです。積めるクルマは役に立ちますね！エクストラキャブなので車内も快適です。ちなみにナンバープレートが日本規格なのは、このサンタが「サンタクロース組織日本支部」の人だから（笑）。ハイラックスにプレゼントを積んで、フィンランドから日本に向かって（空を飛んで）出発です！

イラスト＆文責　遠藤イズル氏

記事の本編は「荷物ファーストのクルマ選び」と題して
積めるのは
楽だし
役に立つ
と、いきなり今年復活したハイラックスを登場させて、以後１７ページも展開する。

赤いハイラックスは、郵便局か消防署の車にしか見えないが、意外と海外では走っていたようだ。
さりげなく黒い鉄チン赤リムテープな「ナスカーホイール」をマッチングさせているところは良い趣味をしていると思う。

リヤトランクもついているが、整備性重視で外している。なにより、このフロントトランクで結構なんとかなるから大丈夫だ。

最近器楽業界は樹脂製の楽器が目立ち始めている。おもちゃのようなものだが、ＡＢＳ樹脂にポリカーボネイトと材料を改良してまあ、演奏を聴く分にはそれなりのものになってきた。表現のための「道具」としてはまだまだだが。
ま、金属のホルンをこのトランクに入れて走ったら、管がキンキンに冷え切ってこれからのステージで使い物にならなくなる。プラ管でよかった☆

イタリア製のカウンタックはアルミ製だが、うちの黒いのは樹脂製だ（笑）。
それぞれ一長一短だが、実はイタリア製もエンジンフードは樹脂製で薄い塗装のせいでうっすらと繊維が判る。