車中泊向け 純正ナビ用オーディオリモコン
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
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車中泊をするとき、フリスパだったら当然後部座席に移動するわけですが、そうなるとこの位置からオーディオを操作したくなるわけです。が、純正ナビには、リモコンはなさそうでした。でも、メーカーオプションのナビだとステアリングスイッチがつくわけで、説明書を読んでみると、ディーラーオプションのナビにも、ステアリングスイッチがつくような記述があります。
ステアリングスイッチが接続できるなら、なんとかそれと同じようなものを作ってしまえば、オーディオリモコンとして使えるのではないか? というのが今回のブツです。
フリードでも後部座席からリモコン操作できると便利かも、と言うことで、整備手帳としてまとめてみます。
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今回の作戦で一番の肝は、このナビ裏に刺さるコネクタのピンをどうするかです。6ヶ月点検のとき、ディーラーの整備の方にコネクタのことを聞いたのですが、整備の方も入手できないので、古い車のコネクタをストックしているとお聞きしました。ためしに一つ分けていただきましたが、残念ながら、フリスパには合いませんでした。
webを調べていくと、カーナビ接続用の配線が2000円ぐらいで売っているので、それをばらして使った方がおられました。確実に動くなら、その出費も仕方が無いかもしれませんが、動くかどうかわからない状態では、まったくの無駄になることも考えられ、ちょっと躊躇してしまいます。
仕方が無いので、とりあえず実物を見る必要があると、webの情報を頼りに、勇気を出してコネクタのピンを抜いてみます。コネクタを壊してしまうと、再生不能と言うか、ハーネス交換と言う恐ろしいことになるわけで、黒い部分を何とか持ち上げた後、慎重かつ大胆というか、えーいままよ、って感じで端子を差し込むほうからごにょごにょしたら、なんと幸運にも抜けました。壊さなくて良かった~
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webを調べても、同じようなことをされている方が非常に少ない。その中で、コンタクトピンをお一人だけ作った方がおられましたが、その方によると、航空電子のMX34という端子だそうです。しかし、どうやって入手するのか?また、いろいろ調べるうち、配線.comというサイトに出会いました。なんと、端子を一本単位で購入可能です。1本21円。10本210円。送料込みで420円。これなら失敗しても怖くありません。注文してすぐに届いたのがこのピンです。さて、うちにはホームセンタの安物電工ペンチしかありません。どうやってかしめたらいいのでしょうか?
(ちなみにまだ8本残っています。同じようなことされたい方がおられましたら、お譲りしますのでご連絡ください)
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これまたwebをいろいろ調べると、コンタクトピンをかしめても抜けるなら、半田付けすればいいとありました。なるほど、それならオレにも出来るかも。というか、ピンボケですが、出来ました(^^)
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さて、難関を乗り切りました。あとは、電子工作です。リモコンのラインが2本なのは、スイッチの先に抵抗をつけておいて、その抵抗値というか電圧の変化でスイッチを見分けるからですが、その部分は、抵抗の先にavrをつけておいて、GNDに落とすことでいけるでしょう。赤外線リモコン部分は、ChaNさんのライブラリがありますので、ありがたく使わせてもらいました。というか、ライブラリがあるからavrにしたわけですが。
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ブツはタッパに入れてナビ奥のスペースに収まります。
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赤外線受光部はとりあえず、ナビ下から覗かせました。写真では緑と黄色のコードの先の部分がそうです。
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リモコンを自作するとうれしいのが、好きなリモコンを使えることです。左はmp3プレーヤーについてきたおまけのリモコン。右は200円ほどの中華リモコンです。昼間は、やはりノイズがちなのか、今のところ到達距離というか感度にやや問題がありますが、暗くなると後部座席から問題なくコントロール可能です。
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