テレビキャンセラー取付

データシステム製テレビキャンセラーTTV432を取付けます。

ナビ画面裏のダッシュボード上にあるカバー（光センサーか何かあり）を外すため周りをマステで養生します。

念のためこのカバーとフロントガラスの間もタオルでカバー。
工具やら部品を置くのに便利。
これらの養生をして、カバーの隙間に内張はがしを突っ込んで端から浮かせていき、外します。カバーに2つコネクタが付いてきますが邪魔なので外してしまいます。

TTV432の中身。ユニット一つ、スイッチ一つ、コネクタ4個、両面テープ2つ。

まず、問題ないはずだけど、念のため補器バッテリーのマイナスを外します。12㎜のボックスレンチでナットを外すだけ。なにやらコネクタが付いてますが、室内灯が消えたのでこれだけで良しとしました。ナットを無くさないように。

今回は天気が怪しいのでガレージ内で作業しました。ガレージ照明の他ハンディの充電式LED灯を2つ準備していたので手元を明るく照らすことができます。

カバーを外すとナビを車体に取り付けている4本の10㎜ボルトにアクセスできますが、このボルト、誤って落とすと回収が難しいうえ、異音の原因になるとのことなので注意深く外していきますが、手前側がほとんど見えないので大事を取って落下防止機能付きのボックスレンチを買ってきました。マグネットソケットを探しに行ったけど、無かったのでレンチの内側にピンがあるタイプ。

4本の10㎜ボルトを外してナビ全体を手前に引き出したところ。
ナビ下にはタオルを引いておきます。落下防止のためにマステで仮固定。

キャンセラーを割り込ませる前にキャンセラーのスイッチをどこに付けるかをあらかたイメージしておきます。運転中に触るスイッチなのでなるべくハンドル近く、直感的にわかる場所として右側のバックドア開閉スイッチなどが並んでいるスイッチ群の上にしました。
そこまでスイッチを引っ張るため、配線通しをナビ側からをハンドル下まで通しておきます。

ハンドル下に配線通しが通りました。

キャンセラーのスイッチを配線通しにマステで仮固定し、ペダル側から配線通しを引っ張り、スイッチを通しておきます。何ら抵抗はありません。

キャンセラーをナビ本体に割り込ませます。写真はすでにキャンセラーのコネクタがナビに付いた状態です。

キャンセラーの取説によるとグレーと黒のコネクタをナビから抜いてキャンセラーを取付けるとありますが、グレーの左にも黒いコネクタが1個あるので注意が必要です。
コネクタが付いている面から見て、左から黒、グレー、黒、白と並んでおり、真ん中のグレーと黒を外すことになりますが、左の黒も外した方が作業しやすいです。
すべてのコネクタを取付けたら、各ハーネスを挟まないように注意しながらナビをもとの位置に戻して、バッテリーマイナスを取付けます。
ここで試運転します。シフトがD位置でもテレビが映ればOK。

キャンセラーのスイッチはここに両面テープ留め。キャンセラーオンにするとこのスイッチが赤く光ります。

ナビを留めている10㎜のボルト。ワッシャーは抜け止めになっているので落ちません。

ボルトキャッチソケットに上記のボルトをセットしたところ。

30アル参号機、シエンタ君でも同様のキャンセラーを使っていましたがキャンセラーオンのまま長距離を走るとナビの精度がガタ落ちしますので要注意です。
今回のスイッチは光ってオンを知らせるので便利です。