インパクトドライバー修理(ビットホルダー部分)

４年程前に購入したペン型インパクトドライバーが壊れたので修理しました。

症状は、ビットが固定されなくなってしまったんです。

つまり、使ってると、ビットが外れてしまう…。(涙)

そこで、分解修理です！

まずは、見ての通り、精密ドライバーのマイナスを使ってＣリングを外します。

弾いて無くさないよう、十分注意します。

分解したものです。

何かが足りませんよね？(笑)

そ、そうです。肝心なビットを固定する玉がありません。

ホント、コレが無いと固定されないんですよ。

ペン型は価格重視なのか、純正状態で一個だけ使用されています。

毎日仕事で使ってるものなんで、修理依頼せず、今回は新しいものを緊急購入…してました。

そこで、その玉のサイズを確認すべく同様に分解！

グリスで密着して外れないので、磁石にて取り出しました。

さて、サイズですが、見ての通りΦ３ミリであることが判りました。

現場で酷使し、球が摩耗して外れたのか、それとも、割れてしまったのか…いまとなっては不明です。

取りあえず同じサイズの鋼球をネットで探します。

で、いろいろとヒットするのですが、コレが一番製品的にも安心かと思い購入しました。

実際必要なのは、一個だけなんですけど…。それも、恐らくは想定外の使用用途…。(苦笑)

まぁ、将来的に同様なことがあっても、これだけ予備があれば憂いなしです♪(爆)

元通り玉を入れて組み立てましたが、穴そのものが摩耗して広くなってしまったのか、ビットを入れようとホルダーを強く引っ張ると球が落ちてしまうことも…。(汗)

原因は、内部のバネコイルがホルダーをスライドさせた際、変形し潰れてしまう…からなのか？

これも、グリス塗布で動きを滑らかにしたらバネコイルの動きが良くなったのか、無理に動かすことも必要なくなって、球が落ちることも無くなりました。

この球も、ピストンリング同様に、オーバーサイズを選択すれば落下防止になるかもしれません。

それよりもなによりも、コイルスプリングも本来同時交換するものなのかもしれませんね。

まぁ、取りあえず直ったので、今回はこれでヨシとします。

めでたしめでたし…♪

オマケなんですが、付属のＬＥＤライトも進化してました…と言いたいところなんですが、原因はライト部分を覆っていた石膏などのホコリ。

これも、掃除したら同じ明るさになりました～♪

こちらもオマケ画像なんですが、なんか変だと思いませんか？

そうです、新しい方が、製造番号が若い…。(謎)

気になったので、販売店に確認したのですが…。

「J670732」…2017年6月製造　（今回購入分）
「J731097」…2013年7月製造　（以前購入分）

と、メーカーらかの回答だそうですが、普通に考えるに、チョット解せませんよね。(苦笑)

でも、ちゃんと調べてくれた神対応に、感謝です！

もったいないのですが、取りあえず今は動作確認のため、新しいのを使ってまして、古いのは予備として保管してあったりします。

ホント、このペン型インパクトドライバーは仕事での必需品。これからも大活躍です！