いやぁ〜!
いい天気です。
目が覚めて、ベットの窓から空を見上げた瞬間、「こりゃいい写真が撮れるぞ!」って思って、しずかぁ〜に、トレーラーのドアを開けてみました。
が、2人とも起きてしまいましたぁ…。
では、3人でお散歩に行きますかね!
ホントに、
何度見ても、
素晴らしい、
眺めだね!
鳥海山、最後の最後まで姿を見せてくれてありがとね!
富士山じゃないからねぇ〜。
鳥海山だからねぇ〜。
覚えておいてよ!
さて、撤収開始です!
キャンプ最後の朝が晴天で良かったよ!
夜露で濡れた道具もみるみると乾いていきました。
お手伝いがブームになりつつある次女。
せっかく乾かしている食器をどんどん片付けてくれてしまいます。
お次は、タープのポールを袋にしまってくれました。
けれど…
全部しまった後は、再び全部出してくれていました。
なかなか片付けが進まないねぇ…。
あず君はタープの下で散歩を満喫中です。
さて、なんとか撤収が完了し、最後に家族揃って記念撮影。
由利高原オートキャンプ場、お世話になりましたぁ〜!
ところで…
こちらのキャンプ場は秋田県が設立し、羽後本荘市が経営を委託されているそうです。ところが、最近は利用者が低迷しているようで、「来年はどうなるかわかりません…」とのことでした。せっかくこんなに手入れがされているキャンプ場なのに…。ぜひとも存続して欲しいものです。
また、この2泊の間、利用者は私達一組だけだったというのに、宿直の方が来てくれていました。「お客さんの安全を守らなければいけませんから。一組でもお客さんがいれば、宿直をつけます。」とのことでした。私達が支払った利用料は1泊¥3600だけです。どうみても赤字じゃないですか…ありがたいけど、ちょっと申し訳ない気持ちにもなってしまったのでした。
さて、思い出いっぱいの由利高原を出発します!
どの道で海沿いまで下ろうか悩みましたが、昨日と同じルートを使うことにしました。
トレーラーでも十分走れる道だってことはわかっていたし、なんたって、この写真を撮りたかったんです。(逆光なのが残念でしたが…仕方ないですね。)
鳥海山、楽しい思い出をありがと〜!
よしっ!
一気に下って行きますよぉ〜!
海沿いまで降りたら、再び国道7号線を南下。
秋田県から山形県へ入ります。
そして、海岸線の向こうに今日の目的地が見えて来ました!
11:50 鶴岡市立加茂水族館に到着で〜す!
今朝、電話をしてトレーラーを牽いて行く旨を伝えておきました。到着予定時刻を聞かれたので「12時頃」と言っておいたのですが、見事に10分前到着となりました。
電話をとって下さった総合案内の方は、駐車場の係員さんに伝えておいてくれたようです。駐車場の入口まで行くと係の方は「そら来た!」と言わんばかりに大きく手を振って、私達をバス用駐車場に案内してくれたのでした。
しかも、こんなに素晴らしい場所。
南側に大きな岩があるので、時間に関係なくトレーラーは日陰になります。
これなら安心して、あず君を留守番させることができますよっ!
(ちなみに、駐車場は無料です。)
トレーラーの足を降ろしたら、まずはお昼ご飯。
お米は朝のうちに焚いて保温器に入れておきました。なので、レトルトカレーをボイルしたら「あっ」という間にカレーライスの出来上がりです。
さて、お腹いっぱいになったし、水族館に行きますかっ!
さすが、「世界一のクラゲ水族館」
エントランスのモニュメントはこんなに大きなクラゲでした。
ところで、この水族館がなぜ、“クラゲ水族館”になったのか?それには、随分と奥深い話があったようです。
この水族館が開館したのは、昭和5年というから随分と歴史のある水族館です。ただ、経営は何度も傾き、今日に至るまでは荒波の歴史だったようです。
そして…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1997年度(平成9年度)には過去最低の入館者数9万2183人となり入館者がゼロという日もあったが、サンゴの水槽で偶然クラゲが発生。それを見逃さずに展示に結びつけると、そこから反転攻勢が始まった。クラゲに特化した展示や商品開発をすることで10万人/年度の入館者数に戻し、2000年(平成12年)にはクラゲ展示種類数日本一となった。
(Wikipediaより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とのことです。ちなみに、2014年の入館者数は83万人だったとか!すごい!!
ちなみに、私の職場に山形県酒田市出身の方がいらっしゃるので、後日、「加茂水族館に行って来ました!」と報告しました。そしたら、「あそこ、すごい人だったでしょ!?昨年、帰省した時に行ってみたけど、山形にこんなに人が集まるところがあったのか、ってビックリしたわ。」なんておっしゃっていました。
こんなに素晴らしい水族館を誕生させた起因が「偶然に発生したクラゲ」だったなんて驚きですね。
クラゲ水族館をうたってはいますが、もちろんクラゲだけじゃなくて、
庄内沖に生息する魚が約140種類も展示されています。
おもしろかったのは…
展示されている魚の調理法が解説されていました。
「いいのか!?」
って、思ったけれど、じっくりと読んでしまいました。(笑)
おー!
いたいた!
ここもなかなか興味深かったです。
モニターに写っているのは、今日産まれたクラゲなんだとか!
クラゲがどうやって生まれて成長していくか、なんて考えたこともありませんでした。
いろんな、
クラゲが、
いるもんですねぇ〜!
う〜ん…。
この水槽の中では泳ぎたくないかな。(笑)
クラゲ展示のクライマックスはこれですね!
時間が経つのを忘れて、いつまでも見入ってしまいます。
ちなみに、この水族館では冬期になると、「お泊まり水族館」を開催するそうです。この水槽の前で寝られるのかな?すごく興味があるけれど、子どもは小学生以上でないとダメとのことでした…残念です。
そしてお次は、この水族館のもう一つの名物、アシカショーです。
ちまみに、今、手前に来てくれているのはアザラシです。アザラシもショーが出来るんですね。
まぁ、「気が向いたら参加」のようで、「アザラシとアシカの違い」を紹介するコーナーでは、アシカがアザラシのマネをしてくれていました。これが面白かった!みんな大爆笑〜♪
アシカはやっぱり頭が良くて、
華麗なるジャンプを見せてくれたり、
ラッパを吹いて会話をしてくれたりしました。
アザラシ君、こんにちは!
泳ぐの上手だねぇ〜!
お次のショーはウミネコの餌付け。
といっても、相手は野生のウミネコなので、「集まってくれない時もあるのですが…。」という前置きもありましが、鐘を鳴らすと来るわ来るわ、ウミネコさん達。
そして、鯵が真上に投げられると、上手に「キャッチ」して行くのでした。
鯵を投げる「餌付け」は並べば誰でも投げられます。ちなみに、「たまに、魚や糞が落ちて来ることもあります。」とのこと…。とりあえず、今回は被害なしでした。(笑)
最後に、水族館の屋上に上がってみました。
遠くに男鹿半島が見えています。
今日だったら、向こうからは「海に浮かぶ鳥海山」が見えているのかなぁ〜?
さて、満喫した水族館を出発。
再び国道7号線を南へ、デリカD:5+AVIVA472を走らせました。
海を舐めるように、ずっとこんな海沿いを走って行きます。
途中、「道の駅・あつみ」に寄り道。
空も海も真っ青!
本当にいい風景です。
この後、山形県から新潟県へ県境をまたぎます。
そして、国道7号線が海に別れを告げ、村上市内に入ったところで給油。神奈川に向かう準備を整えます。
374.6km走って、給油量は36.3L。燃費は10.32km/Lでした。牽引率68%で平均燃費が10km/Lを越えました!
薄々感じてはいたけれど…牽引している時は高速より一般道を60km/hくらいで流れる方が燃費はいいみたいです。
そして、今日の宿、「道の駅・朝日」に到着しましたぁ〜!
9泊10日の秋田の旅。今夜が最後の夜です。
とうとう、終わっちゃうのかぁ。
空を見上げると、綺麗なうろこ雲が広がっていました。
夏から秋へ。
そう、季節が変わっていくんですね。
出発した時、神奈川はまだまだ残暑が厳しかったけれど、あれからどうなったのかな?
そんな風に感じる程、随分と長い間、家を離れていたような気がします。
さて、トレーラーの足を降ろすと奥さんが早速、夕ご飯の準備を初めてくれました。
なんと!
出発する時に未開封で持って来た、お米5kg、使い切りました!
いやぁ〜、食べたねぇ〜。
って、いうか、それくらい、やっぱ長い旅だったんだね。
ご飯ができるのを待っている間、私と娘達は今日の復習?
トレーラーに図鑑を積んできたのですが、これが役に立ちました。
水族館で見た、魚やらカニやらアザラシやらアシカやら。そして、クラゲ!
長女はアシカとアザラシを見分けていました。
子ども達の記憶力はすごいですね。
さて、ご飯ができましたぁ〜!
今日のメニューは炊き込み御飯とトマトとコーンスープです。
どれも、娘達の大好きなメニューだね。
食後は温泉へ。
ここ、「道の駅・朝日」には隣接して、まほろば温泉(朝日まほろばふれあいセンター)があります。
21:00まで営業していて、¥500/大人で入れます。
P泊地から歩いて(駐車場から徒歩1分もかかりません!)温泉に行けるなんて、なんて素晴らしい環境でしょう。
入浴後、子ども達はパジャマに着替えてトレーラーに戻り、そのまま「おやすみなさい!」でした。
さて、明日のロングドライブに備えて、大人も21時には就寝。気温は20度程で快眠。とても静かなP泊地で、気持ちよく最後の夜を過ごすことができたのでした。
(つづく)
由利高原オートキャンプ場10:00 → 11:50鶴岡市立加茂水族館14:40 → 16:00道の駅・朝日
本日の走行距離:149km(牽引あり149km、牽引なし0km)
この旅の走行距離:1290km(牽引あり935km、牽引なし355km)