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こんばんは、時計ねたです。^^;
よく時計の文字盤の周り（ベゼルっていいます）の部分に分が刻まれていて、チキチキ・・・とノッチを刻んで回るやつって見たことありますよね。実はああいったタイプの殆どは一方向しか回らないんですよ。
あれってどうしてだかご存知ですか？
実は、とても重要な働きをもっているんです。
通常ああいったベゼルを装備する時計は、そこそこの防水性能を有しています。といいますのも、基本的にはダイバーズウオッチには欠かせない装備なんです。
ボンベを背負って、さあダイブって時にベゼルを回して0分（12時）の位置を長針の位置にあわせます。
そして、いざ水中へ長針の位置にあわせたことで、ベゼルの0分を基点にダイビングタイムの計測が出来ますよね？
ここで、先程の一方向の話なのですが、ダイブ中に潮の流れ等で不意に時計をつけた腕を底や岩に接触させた時に、間違って時計方向にベゼルが動くと、ベゼルの0分を基点にしていますので潜っていた時間が少なく表示されますよね。これは致命的です。ボンベの残量管理を時間でしているときには命に関わることもあるかもしれません。
ですから、ちゃんとしたダイバーズウオッチはきちっとした
「逆回転防止ベゼル」
が装備されています。
逆回転防止であることで、ダイブ時間を実際より長く表示することはあっても短く表示することはありません。(^^)v

もっとも最近のダイビングで、ボンベの管理を腕時計だけでしている方はいないかもしれませんが、何かの時信頼できるものを一つつけていると、余裕が出来るかも・・・(^^ゞ
ちなみに、アビエーションウオッチ（航空時計、ブライトリングなど）は違う機能を持たせた、ベゼルを装備したものもあり、こちら両方向回ります。回転計算尺やタキメーターなど・・・こちらの話はまた次回・・・^^;
フォトギャラリーに少し写真がありますので、見てみてください。(^^ゞ

画像は、「セクター950」という時計でベゼルが逆回転防止のものです。12時の部分の３角を長針に合わせて使用します。
もちろん、ダイビング以外でも経過時間を計測する際には使えますね。