リフレッシュ~~作戦第十三弾?!その3完結編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
いよいよフロントです。
フロントは少し手間が掛かります。
まずはボンネットを開けて、エアクリボックスの取り外しから・・・エアクリをどけると3本のボルトが顔を出します。
これを外すと、ボックスの下側が車体から外れます。
すると更に、ボックスのステーが新たに出没・・・あ~~~めんどくさ~(^_^;)
このステーのボルトを外すとやっとアッパーサポート固定用のボルトとご対面です。
助手席側は、バッテリー、その台座を外す必要があり、これも難しくはないのですが・・・手間です(^_^;)
仕方ないのですが・・・
2
で、ついにご対面となった、アッパーサポートの固定ボルトさん計6本です。
このナットは確か14だったと思いますが、ボルトが結構出っ張っていますので、メガネがあればいけますがディープソケットがあるとカリカリできて便利です。
この時点で、落ちない程度に緩めておいていいと思います。
3
さて、いよいよジャッキアップして、ストラットアッセンブリーを取り外します。
ショックの下側のボルトをこれまたパイプ延長で「カツン」と一発!!
後は、かりかりかり~~
これで、アッパーの3本を外せば楽勝じゃん!!と思いきやアッパーアームが邪魔してストラットを簡単には解放してくれません。
4
そこでアッパーアームの付け根部分のボルトを外して、アッパーアームをフリーにします。
ちなみにこの時にナックル側(3本のボルトで固定されている部分)は外さなくても大丈夫です。
しかし、こういった足回りは半端なトルクではないのでかなり固いです(^_^;)
ソケットが掛かる部分はいいのですが、こういったところには狭くてソケットが掛かりません。
必然的にメガネの出番になるわけですが、そうすると長さが足りないわけです。
といって、22サイズのメガネをくわえ込むほど太いパイプもない・・・・
仕方ありません・・・・キックです爆(^^ゞ
5
これで、アッパーの3本のナットを外せばストラットが「ごとん」と外れます。
これも結構重いので、手先と腰に注意です。
後は事前に組んでいたアッセンブリーを逆の手順で組むだけですので、外したショックのへたり具合はわかりません・・・
あえて、コンプレッサーでバネを縮めてバラす元気はありませんでした。(^_^;)
6
逆に組上げて行く時にも、やはりジャッキでアームを持ち上げながらボルト穴をあわせて行きます。
特に問題なく作業できました。
ここで一箇所だけ注意点ですが、フロントショックの下側のボルトだけは、ボルトの頭の部分が掛かるように回り止めがアームに溶接されています(平らなプレート)ので、このプレートとボルトの頭の辺がきっちり噛み合っていることを確認して、ナットを締めあげる必要があります。
ここが噛み合っていないと、微妙にボルトの頭とアームにスキマができ、ボルトの頭の面で締め付けトルクを受け止められなくなります。
私もこの時点で気づいたので、後で、リアをもう一回浮かせて確認しましたが、リヤ回りにはこういった加工はされていませんでした。
ブレーキディスクとかがあって共回りを防止するのがややこしいからこういった加工をしてくれているのかな??
見落としがちなので、注意が必要です。
7
完成です。
チラッと見える赤いバネ・・・くくくたまりませんな~
最後に、こういった足回り交換のポイントですが、最後に固定の本締めをする際は、必ず荷重をかけてからがポイントです。
ジャッキで足回りが垂れたたまま締め上げると、ジャッキをおろして、足回りがボトムした時にブッシュが必要以上にねじれて負荷が掛かり、ブッシュ本来の仕事が出来なくなります。
必ずアームの出来るだけ外側に、ジャッキかウマをかけて、車体を下ろし、アームが通常状態までボトムした時点で本締めしないといけません。
これは、フロント、リヤとも同じです。
さて、わくわくのインプレッションですが、も~~~激変に顔がニヤついてとまりません。
ブレーキングのノーズダイブ激減
スタートのリヤの沈み込み激減
車線変更時の揺れの収まり「ばっちり」
乗り味もしっかり、しかし固すぎず、流石「増岡プロデュース!!!」
また、今回ブッシュを替えたことで、路面の小さなギャップの入力が全然変わりました。
やはり硬化したブッシュでは吸収し切れず「コトコト・・」と妙に角のある振動が伝わっていたものが、「トントン・・・」と言う、とても節度があるのに丸みのある乗り味に変わりました。
まさに、新車と言えば言い過ぎかもしれませんが、なんと言うか、ガタのない快適さが戻ってきた気がします。
今回の作業は本当にやって良かったです。
なんとなく感じていた、ガタの増加による乗り心地の劣化、こんなもんだったかな~~~と思っていたものが、本当はこんなに良い乗り心地だったんだ~と惚れ直しました。(*^_^*)
ちなみに、画像はありませんが、今回の足回り交換にあわせて、スタビブッシュの交換も行いました。
しかし、このブッシュ・・・ほとんど劣化はありませんでした。前後4箇所ともクラック一つ入っていませんでした。
私の場合、今までオフ走行はないので、左右のタイヤがお互い逆方向に大きく動く(スタビがねじれる)様なシチュエーションもなかったことが要因かと思います。
ですので必然的にこちらの変化は体感できずでしたが、やはり95000キロ走行のへたりはあるでしょうから、気分的には良い気持ちです。
今回の足回りリフレッシュ。
お友達のPAFEさんのおかげで、出来ました。
本当にありがとうございました。
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