激安レンタカーで借りたPW10アベニール サリュー
投稿日 : 2009年09月23日
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今回借りたのは、1997年式のサリューX。
モデルで分けると、ABSと助手席エアバッグが全車標準になったサリューの後期型に当たります。
色はサリューのイメージが強い、緑のツートーン。
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エンジンはSR20DE型を搭載しています。
その当時、U14/P11はローラーロッカーアームを採用した次世代型へと進化していましたが、このクルマは従来型のままでした。
トランスミッションは、当時多くの日産FF車が採用していた古式ゆかしい油圧制御式のAT。私が以前乗っていたのはMTだったので、ATとの組み合わせは初めてでしたが…意外にも活発に走ってくれました。ATのレスポンスも決して悪くなく、今回の試乗では10.5km/lと燃費も良かったです。
MTとの組み合わせが良くなかっただけらしい…
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「サリュー」へとビッグマイナーするにあたり、P10型プリメーラから譲り受けたインパネ。
バブル期に設計されたものなので、質感はそこそこなんですが…いかんせんその当時としては物入れがない!
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数少ない物入れとして、インパネには1DINスペースに小物入れ+カップホルダーが付いています。このカップホルダーはPレンジに入れていても干渉しないようになっていて、さすがは純正品。細い缶と太い缶(ペットボトル)との組み合わせでしか使えないのが玉に瑕…
センターコンソールは底が浅くてCDすらまともに入らないというシロモノ。サリュー前期では「マルチホルダー」という、仕切り版が付いており、カードやコインにCD5枚を収納可能だったんですがね。後期はこの下にエアバッグのセンサーがある都合上、こうなってしまいました。
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この車体にはメーカーオプションが3つ付いていました。
1つは、電動ガラスサンルーフ。屋根好きにはこれだけで気に入る逸品です(笑)
2つ目は、KENWOODサウンドクルージングシステム。純正デッキ+KENWOOD製アンプとスピーカーの組み合わせ。でも、社外オーディオに交換されていましたが…それでも、サリュー後期専用の助手席下にあるサブウーハーは鳴っていて、そこそこ迫力のある音でした。
アンプは別体なのに、どうやって鳴らしてるのか不思議です…
3つ目は、UVカット断熱ガラスパック。この当時の日産がご執心だった、「熱反射ハーフミラーガラス」が装着されていました。普通のプライバシーガラスのが良いですよねぇ…
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シートは、生地こそその当時の流行に合わせたものになっていますが、基本は1990年デビュー時のまま。GTターボになると、もうちょっとサポート性の良いものになります。
ホールド性も無ければ、腰のサポートも皆無。その当時はRECAROに交換しちゃいましたけど、今回の試乗では不思議とグッタリ感は無かったですね。
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タイヤはDNA ECOSを履いていました。
今回はあえて山道を走ってみたんですが、過剰なまでに鳴く割にはグリップしてくれるという、妙なタイヤでした。
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屋根とKENWOODは良かったものの、タコメーター(の針)が外されているのは閉口でした…
たぶん、このクルマの持病であるタコメーターがタコ踊りする現象が発生していて、メーター交換は金がかかるから外しちゃったんだと思われます。
一番ヒドかったのは、小物入れが灰皿として使われてしまっていて、しかも吸い殻が残っていたこと…灰皿はこの下にあるし、こんな火消しも付いていない単なるトレイが灰皿じゃないのは分かりそうなもんですがね。これだからタバコ吸いは…
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