R129ハードトップシャトル設置

長年の懸案であったハードトップ（以下HT）シャトルを漸くガレージに設置した。

従来はファミリーが順番で人間シャトルになっていたが、我がファミリーにも当然の如く高齢化の波が押し寄せ、37kgfのHTを左右2人で持ち,最近ではふらふらが目立ち、いつなんどき車の上にど～んと落とされるか気が気ではなかった。　我がファミリーのR129オープンに対するモチベーションは、殆どゼロであった。

そんなこんなで、とにかくシャトルは私が単独で全ての操作を出来る事を最大の狙いとした。



先ずオークションで小型電動ウインチをポッチン。
リョービのWI-61C、電源100V、最大吊上荷重60kgfで充分な性能。



操作ボタンは何とか片手で持って上下ボタンを押せるサイズ。　わたしは右手でこのスイッチボックスを持ち、左手はHTの位置保持を行う。



ウインチロープの下端にはロック付きフックを別途購入



HTの吊下げにはワイヤーも検討したが、荷重的にはポリエステルスリングで充分なので定番のアストロプロダクツでスリングを調達した。

いよいよ吊り上げ開始。


途中、HTを吊る位置が非常に重要であることが判った。　つまりHTを水平に保つ事が肝要。
HTとボディの固定は、HT前部2本、後部2本のロック棒がAピラー近傍内部と
Cピラー近傍内部の油圧シリンダーで強固にロックされている。
この構造で当時世界一安全なオープンカーと言われたメルセデスセーフティを確保している。

HTをボディに載せる際、これら4本のロック棒をほぼ同時にボディ側4ヵ所の穴に入れないと、どこか1ヵ所のロックだけが掛かってしまいどうにも出来なくなってしまう場合がある。

実は今日もそういう状態になり、HT開閉ボタンを押しても何も反応しない。泣く泣く松阪のメルセデスマイスターに電話で please help me.　なんなく助けてもらった。
中村さん、納車前の超多忙な時に有難うございました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。


まあこれでいつでも単独で、「オープンスタイル」、「幌スタイル」、優雅な「ハードトップスタイル」を楽しむことが出来る。