初めての沢歩き:蓑谷大滝(沢上谷)
投稿日 : 2007年08月21日
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岐阜県北部の高山市にある沢上谷に行きました。
沢の初心者向けとされるように難易度が比較的低く、
かつ美しい沢と滝が見られる場所です。
入渓して直ぐに、普通の川底だけでなく滑らかな
岩盤なども現われてワクワクします。
灰色の滑床を、盛夏の緑が染めています。
(ここは水深数cm)
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もちろん淵も現れます。
ここは深いので、泳ぎを楽しむ人以外は左手の
笹の踏み跡を通ります。
標高が600mほどなので、水量の少ない日でしたら
この時期痺れる程冷たくはありません。
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この沢に2つ流れ込んでいる支流にも、それぞれ
見ごたえのある滝があります。
歩き始めて直ぐの合流がここですが、左手を登って
いくと五郎七滝へ。
特徴的な美しい滝だそうですが、技術や準備のできる
人と行かないと危険です。
行くのはできても、滑り易い帰りが難しいです。
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滑らかな所も楽しいですが、赤い岩盤の所も
目に鮮やかです。
この辺りは流水階段で、水の煌きが華やかです。
行きは良かったんですが、帰りはこういう所でも
普通の地下足袋では滑りました。
もうちょっと足元に投資しなくては…
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削れている所、水流のある所、石が浮いている所、
どのルートを歩くかは自分次第です。
ちょっと進んで、少し戻って反対側を歩いたり、
あきらめて川岸の薄い踏み跡を歩いたり…
中々ぼーっと歩く事は許されませんw。
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ここも淵は深いです。
段になっているので、泳げば正面から登れそうです
が…もちろんみんなが通る右側の踏み跡から通過。
帰りも含めて、パンツ迄浸水する事や、ザックが
水没するような事態は起きませんでした(ヤレヤレ)。
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気を張っているので結構疲れました。
1時間ほどでやっと音が聞こえてきて、木々の間
から銀色に光る壁が現れます。
滑状なので、音はかなり静かです。
上の方は少し飛沫が見えますが、下の方はナメナメの
複雑な模様が見られます。
(小さい画像しかお見せできないのが残念です)
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なにか怪獣の口みたいです。
何故水がこう跳ねるのか、よく解りませんw。
とても見飽きない滝です。
ネットで沢上谷を検索して頂くと割と遡行記事が見つ
かりますが、この滝は沢登りコースとしては中間点に
なります。
右側の山肌を登って滝の上に出ると、それはワイドで
ロングで滑らかな遊び場が待っているそうです。
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