1
完全に乾燥したことを確認したら、貼り付け作業に入ります。
最終的には4層構成にします。
一番上の「透明つや消しフィルム」は、光沢ホワイトフィルムの光沢を抑えるために貼り付けるだけです。
完璧を目指すのであれば、さらに「UVカットフィルム」を貼るのもありです。
2
重ね貼りをするために、こんなものを用意してみました。
・壊れたスキャナーのガラス部分です。
廃棄前にこれだけ外しておいたのですw
・LEDライト。
ガラスの下から照らします。
・自動車フィルム貼り用スキージ(空気抜き用のヘラ)。
材質がゴムなのでスベリを良くするためにマスキングテープを貼ってみました。
3
画像のまわりに「×印」を付けてありますが、これは透かしながら2枚のシートをピッタリ合わせるのに利用します。
2枚のシートを重ねて、ピッタリ合ったところで端の一辺だけを貼って固定させます。
なので事前に用紙の端一辺だけ剥がせるように切込みを入れておくワザを使いましょう。
この作業は、最下層(OHP側)から行い、最後に無印刷の透明つや消しフィルムを貼る順番で行います。
4
スキージを使って気泡が入らないように貼り合わせます。
印刷面を擦ることになるので乾燥していることが前提です。
実は作業前に悩んでいたのはこの作業です。
一度試してみたら、すっかり気泡が入ってしまい、スキージを使ってもまったく抜けません。 小さい気泡だけが残ったとしても、擦ってるうちにシワになってしまいます。
試しに石鹸水を使ってみたら・・・インクが溶けましたw
水でも溶けます。 さすがインクジェット・・・w
試行錯誤した結果、剥離紙を少し剥がし、「人」の形にしてからスキージで一気に滑らせる! で、完璧な貼り合わせが出来ることがわかりました。(写真のようにですw)
これで4層にしていきます。
5
出来上がったシートに現行のメーターゲージパネルを当て、外周と穴の位置を鉛筆でトレースします。
デザイン時に穴を書いても最終的には若干ズレてしまいます。 現行メーターとの位置合わせの印だけ書いておき、最終的には現物合わせするのが懸命です。
6
外周を切断し、穴を切り抜きます。
穴あけにドリルを使うとシワになって大変になりやすいので、穴あけポンチ等でうまく開けたほうがいいと思います。
7
透過色の加工は、プラカラーのクリヤーブルー・クリヤーレッドを筆塗りすることにしました。
カラーフィルムを貼ったりシートに色を入れたり、はたまたバックライトLEDを色つきにするとか考えましたが・・・色の濃さを調整できないのでボツです。
筆塗りなので1回目はムラが出ます。 2~3回でムラも目立たなくなり、いい感じの濃さになりました。
(今回はこれで行いますが、将来的には印刷でやりたいです♪)
8
仮付けして点灯挿せた時、ちょっと「ニンマリ(#^.^#)」してしまいましたw
予想以上にクッキリハッキリしていて、色もしっかり、ムラもなく、LEDのボツボツもなく・・・大成功です♪
金額的には用紙代だけで4500円くらいになってしまいますが、2~3台分作れますので・・・w まぁ既製品で売られてるのを買うか、自分で好きなデザインで作るのがいいか・・・ですかね。 好きな人は「初音ミク透かしバージョン」だって作れますよw
さて・・・これ見てやりたくなる人、いるだろうか???
でもこれで極力安い金額で特別な機器を使わず(若くなくても)作れるってことですよ(^_-)-☆
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