今日は、
沖縄体験王国むら咲むらへ来ました。
NHK大河ドラマ「琉球の風」のオープンセットとして使用され、現在は様々な体験工房が「むら」を形作っている場所。
様々な体験工房があります。
いろいろと迷いましたが、花織工房「清ら美ら」で花瓶敷き(?)に挑戦してみることにしました。
制作時間の目安は、約1時間。
ほんとに、1時間で出来上がるかなぁ?
模様に使う色糸を決め、織物体験のスタートです。
足を踏み替え、横糸を通して行きます。
横糸を押さえるときの、糸を引く力加減が本当に難しい。
自分では揃えたつもりでも、出来上がりを見てみたら、全然まっすぐになってません(´Д⊂ヽ
でも、なんとか目安の時間の1時間で完成しました!
織り機から外してもらい、模様にした色糸の処理をしてもらいながら
柄の意味、織物の意味を教わりました。
五つの■で出来ているのが男模様。
四つの■で出来ているのが女模様。
両方の模様を重ねると、ぴったりと重なることから
「いつの世までも、末永く一緒に」という意味と、
かつて通い婚の風習があった時代に、短い横縞を連続させる「ヤシラミ(ムカデの足)」柄は、
「足しげく私の元に通ってください」という意味があり、
藍を何度も重ねて染めることから、「愛を重ねて」という意味も含まれるとのこと。
工房のおばぁ(と呼んだら怒られるかな?)は、
「だから、バレンタインの前は大変さー」なんて笑いながら説明してくれたのだけど。
かつてそんな思いを込め織物をした女性たちの気持ちに、一瞬にして共鳴したのか
説明を聞きながら、泣きそうになってました。
小さな模様ひとつひとつに、そんなにも意味が込められていたなんて・・・。
ちっとも知りませんでした。
また沖縄を訪れる機会があったら、再び行きたい場所ができました。
Posted at 2007/10/19 15:25:13 | |
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