2012年04月04日
ラムと言えば…
まず真っ先に思い浮かべるのはお酒ですよね♪
そして「ダーリン・おしおきだっちゃ♪」ですよね⇐なんか色々間違ってるw
ゴホン。
ナディアのインテークを作ったときにふと記憶をよぎったのが「ラム圧」です。
詳しいことはネットでも調べれば出てくると思いますので詳細は割愛します。
ま、平たく言えば「吸気の圧力に移動中の風圧も利用しちゃえ!」てな感じのものです(いや、平たくしすぎだからw)
通常にかかる吸気抵抗を空気の圧力によって軽減し、且つ加給圧として利用するものがラム圧です
(ちょっと平たくなくなった)
戦闘機のエアインテークやF1のエアダクトをイメージしてもらうと分かりやすいのですが、向かって来る風(空気)を加給器に見立てて、その圧力もエンジンの燃焼に使おうというもの。だったかな?
ターボやスーパーチャージャーの代わりに自然吸気のエンジンに速度ぶんの空気圧を入れ、パワーに変えてしまえ!なんてなもので、飛行機のエンジンにはタービン代わりにこのラム圧を使ったものもあったように記憶しています。
でも実際の市販車でラム圧がどのくらいパワーとして実感できるかというと…
「まぁ、気持ちの問題」
くらいかなと思います。
300Kmで走るF1で得られるラム圧は確か数馬力。
市販の車でそれを実感できるのか?
てなとこですよね。
まして、一定流量が得られている状態であれば燃焼も安定するかも知れませんが、自然の中には追い風も向かい風も横風もあり、常に一定の加給を得るのは困難でしょう。
そして電子制御。
キャブならまだしも、電子制御の車しかない昨今。
「全て計算されてしまうのだから、多少空気の流入圧が変化してもどうってことない」
ワケです。
今回のDIYで狙ったのはラム圧よりも「ラジエターより前の温度の低い空気をエンジンに取り入れる」
所なので、高速走ってて「ちょっと加速良いかも~♪」的な恩恵が受けられるかどうかまでは考えていません。
まだ改良が必要なので、そのあたりは後日。今度はちゃんと写真付きで…
Posted at 2012/04/04 10:44:51 | |
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