エンジンご開帳

妻号（ラパン）のオイル交換を済まし
アニオタ娘をアニメイトに送り届け
さぁ、楽しい趣味の時間の始まりで〜す。
今日はボクスターのオイル交換するぞ！！と、思ったのですが、重大な購入忘れが発覚。オイル交換時必須の「ドレンボルトワッシャー」が無いことに気づき、一気にテンション低下。
しかし、やることは残されていた。
車検前のリフレッシュ計画用に
意気込んで購入していた「エアクリーナー」があるじゃないか。
しかし。ボクスターのエンジンルームにアクセスするには「ご開帳の儀式」が
存在していたのでした。

先ずは幌を半開きにします。
取説見ると先端部が１０cmほど空いてればOKとのことで、これは開けすぎ。
幌をちょこっと戻して作業開始です。
昆虫（カブトムシ的なやつ）が
飛び立つ時にパカっとハネのフタみたいなやつを広げたようなカッコになってます。

幌が半開きの状態です。
幌の端っこについているビニールレザーのような布（ファブリックカバーと言うらしい）とボディを繋ぐクリップを外します。下に引っ張ればすんなり取れます。

続いて、幌のリンケージワイヤーの
ピボットジョイントを外します。
これも手で外れます。
奥の長細い茶色いのは何かの葉っぱ。
ナメクジではありません🐌

幌を捲り上げて作業スペースを作ります。
内張を止めているクリップ４個を外します。

４個外すと内張と小物入れ部分が外れます。これらを幌の隙間から車外へ抜き取ります。

お次はコレ。エンジンのフタについている取手のついたネジを４個外します。特別な工具は必要ありません。これも手でぐるぐる外します。

ネジと言うより爪のようなものを引っ掛けて止める仕組み。外したつもりでも位置が悪いと爪が引っかかって外れません。蓋を持ち上げながら外れる位置を探ります。そんなに難しくはありませんでした。

外したエンジンのフタ。
ひとりでできるも〜んな、軽い素材。
コイツを取り外すと・・・

エンジン様ご開帳〜
インマニがででーんとくっついてて
見て楽しいエンジンではないかな・・・
その昔。空冷ワーゲンに乗っていた頃は
車庫でエンジン眺めながら缶ビール(500ml)３本は飲めましたww

エアクリーナーエレメントはこの箱の中に収まっています。手前の長細い蓋を止めているクリップ２個外すと、引き出しのようにでてきます。

取り出したエアクリーナエレメント。
きったねぇー
これは替えどきで間違いないでしょ。

交換は社外品。
MAHLEのLX566/1という品番のブツ。
プジョー306に乗っていたときにもお世話になった信頼できるお品かと、今回もご採用w
お値打ちなのもグッドっすね。

お約束の新旧比較。
人間ならハナクソ溜まって
鼻詰まりなレベル。
きれいな空気吸ってくだされP子ちゃん。

せっかくエンジンちゃんにお会い出来たので、キレイにしちゃいましょう。
エンジンルームの樹脂磨きにはいつも使っている呉のシリコンスプレー。
樹脂部品の保護・艶出しができてしかも耐熱性あり。アーマオールやクレポリメイトではそうはいきません。（個人の感想です）
後はバラした逆の手順で組み付けるだけ。
ご開帳はめんどくさいですが、思ったほど難しい作業ではありませんでした。
これからはマメに掃除してあげるね、エンジンちゃん。