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TEAC HA-P90SD というポータブルアンプを買いました。
5～6年前の機種ですが、据え置きに匹敵する音が出るみたいで前から欲しかったのです。
楽天セールで16,000円位で販売されていたため確保しました。
元値7万クラスだった気がします。
2020/3月現在、Amazonだと18,000円程度です。





◇スペック
メーカーHPをぺたり
https://teac.jp/jp/product/ha-p90sd/top

DAC BurrBrown PCM1795
アンプ BurrBrown OPA1602 SoundPLUS

この2点が肝、聴いてみたかった。
170mW + 170mW(32Ω負荷時)高出力。


◇ない機能
Bluetooth、WiFi、ありません。
　レシーバーとか飛ばしたりとかできませんよ。
あと、バランス出力できません。
アートワーク表示できません（DACだからね）


◇見た目
好みが分かれますが、かっこいいいと思います。
尖ったデザインは強そうです。


▽ここから後はプレイヤーとしての評価です。
ポータブルアンプ用途よりプレイヤー用途で購入しました。


◇操作性（プレイヤー）
操作は独特です。
サイドにジョグダイヤルみたいなものが付いていて、基本操作はそこで行います。
前面の十字ボタンと組み合わせて操作するのだけれど感覚で操作できません。
慣れが必要。
正直良くありませんが、最初から知ってましたからね。

起動時に毎回SDカードを読みに行くので待ち時間があります。
良い音で聞く儀式みたいなものと割り切りましょう。

SDカード内の楽曲をランダムプレイで聴く専門なので、私は操作性の悪さはあまり気になりませんでした。
プレイリストに拘りのある人は大変です。
PCに専用のアプリを入れて作成する必要があります。
これがまためんどい。
SDカードに相性あるようです。
サムスンの64GBは今の所不具合ありません。


◇音（プレイヤー）
基本はPCやDAPに接続していい音で聴く装置なのですが、単体でプレイヤー機能が付いてます。
おまけ機能なんだけどこれが素晴らしい。（音だけ）
DACとして使うより、単体でプレイヤーとして使ったほうが音がいい気がする。
DACとして使った場合XDUOO X3ⅱとあまり差がない、X3ⅱが頑張ってるのかもですが。
単にAK4490の音が好きなのかも。（←X3ⅱね）

イコライザー使ってない状態で
低音はそんなに強くないです。
今まで聞いた中で一番空間が広く、塊感がない。
とにかく広大で音がいっぱい鳴ってる。
音の輪郭がくっきりしている感じ。
一番下は軽いけど、ミッドローから上まで素直な聞きやすい音色。
　据え置きに匹敵するはちょっと言いすぎな気がする。
　だったらXDUOO X3ⅱも相当頑張ってるよ。

○追記　じつは鳴らし込むど低音が深く沈み込む様になるらしい。
　　　　輪郭ももっとシャープにキレキレになるみたい。
　　　　広大で澄んだ空間にたくさん音がなってるのわかる。

無音部分のノイズゼロです。
インピーダンス600Ωまで対応してます。
イヤホンから鳴らしにくいヘッドホンまで鳴ります。


◇携帯性
重さが280gあります。
バッテリーも6～7時間しか持ちません。
重量がありすぎるので家で使います。



◇まとめ　追記2
真面目に音がいいです。
バッテリーに良くないんだけど、USBタップに繋ぎ4日くらい鳴らしっぱなしにしてます。
鳴らすほどに良くなっていくのは気のせいじゃないよね？
バランスじゃないのに音の分離感がどんどん良くなります。
ボーカルは丁度いい距離感で埋没しません。
BurrBrown OPA1602を採用は伊達じゃない！
成長するポータブルアンプとか、頭おかしいよね。
低音はまだブースト掛かってこないので、今後が楽しみですよ。
手持ちではイヤホンよりヘッドホンで真価を発揮しそう。


操作性は本当に残念だけど、多分ジョグダイヤルの操作にイライラする人出そう。
前面十字キー（形は丸）の耐久性にも若干疑問がありますが、
私は昔SONYの携帯や中華のRUIZ A50というDAP使ってたから許容範囲です。
ランダム再生とスキップしか使わないし。

ある程度の覚悟は必要かも。
HiByに慣れてると苦行になりそう。

こうなると、いいヘッドホン欲しくなるね～
沼だね。

あと、
XDUOO X3ⅱの素性の良さもよくわかりました。
HiByの操作性、頑張ってるDAC性能、Bluetooth、重量の軽さ。
手軽さ。


◇関係ないけど、あと欲しいもの
スマホにイヤホンジャックがないので、TypeC→3.5mmかBluetoothレシーバーが欲しくなる罠。
XDUOO X3ⅱでもできますが、もっと小さいやつがいいな。
沼が深すぎる～