この部分はホントに大切なポイントになります。
良く聞きますよね?
「パッドとタイヤで十分遊べる」
ホントにそうなの?
コレ
半分正解で半分不正解だと思います。
コレもある程度スキルとキャリアのある人だから言えるセリフなんです。笑
初心者の人がこの言葉を鵜呑みにすると大怪我します。
ほとんどの初心者さんは
ガチのフルブレーキした事無いと思います。
また、ペダルフィーリングの変化に気が付かなかったりとか
圧倒的に経験値が足らないので仕方ありませんね。
いくら効きの良いパッド使っても
ブレーキそのものの容量足りなければ意味ないし
危険ですよね?
先ずはブレーキの仕組みを知る必要があります。
んなこたぁ~分かってるよ。
と思いますがちょとおさらいしてみます。笑
現在ほとんどのクルマがディスクブレーキを採用してますよね?
じぁあ?
ディスクブレーキってどんな仕組みなの?
って所からスタートです。
車軸上につけられた円盤状のローターを
キャリパーに備えられたピストンを油圧により押し出し
ブレーキパッドでローターを挟み込むかたちで
摩擦抵抗を利用して減速させます。
当然、摩擦が発生するので熱が発生します。
耐えられる熱エネルギーの容量がブレーキの容量となりますので
負荷が大きい程ブレーキは大型化して行きます。
また、勘違いし易いのは対応温度の高いパッドなら
フェードしないから大丈夫って認識です。
確かにパッドの守備範囲は広がりますが
そもそもの熱量がローターやキャリパーの限界を越えてしまい
ローターやキャリパーの寿命が極端に短くなります。
レギュレーションで縛りが無いなら
ブレーキはデカイ方が良いと思います。
早い段階でサイズアップした方が
結果的に安くなる事が多いです。笑
ここで、アルト君は抜群のコストパフォーマンスを発揮します。
良くも悪くもスズキさんとこのクルマは
年代同じなら
ほとんど同じようなパーツで構成されます。
フロントの足回りが色んな車種で寸法が同じなので
より重い車種のブレーキがボルトオンで装着出来ちゃうんです。笑
23V純正が
12インチプレーンディスク
ワゴンRターボやアルトターボモデルが
13インチベンチレーテッド
kei スイフト初代が
14インチベンチレーテッド
これら全て同じハブ ナックル についてます。
さらに、なんと!!
キャリパーも一緒!!笑
違うのは、キャリパーサポートのみ!!
アホみたいに簡単で手軽にアップグレードできます。
なんせ中古パーツが安くて数も豊富
正直
高いパッド買うくらいの費用で14インチ化が可能です。汗
先の理屈から
熱量的余裕がかなり生まれますので
ノーマルパッドで足りちゃう現象が起こります。笑
更に、良くある面倒なペダルフィーリングがフカフカって現象も発生しません。
だってキャリパー一緒だからピストン比変わらないからね。
( ´艸`)
気になる前後バランスもそんなに極端にならないし
ホントにオススメメニューです。笑
こうした共通パーツを上手く利用する事で
ランニングコストが大幅に削減出来ますので
細く長く楽しみたい人には非常にオススメなアルト君
次回は、安全にたのしく遊ぶ為の装備や内装について
語ります。ヾ(o´∀`o)ノ
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2017/02/18 12:13:10