ＲＴ鶏冠０１のブログ一覧

違うネタ上げてみる。

どっかで見たことあるS2000が入庫。

見た感じから誰もが

ドコ弄るの～？

って聞いて来ます。笑

「ドアスピーカー取り付けだよ」

と言うと・・・・

みんな・・・・・

「えっ？」ってリアクション( ´艸｀)

どう見ても走り系の作業だと思うよね？普通は

まぁ、オーナーがちょっとアタマおかしいですからね？笑

実は鶏冠君

カスタムオーディオの製作もわりと得意だったりします。

コンテスト出るようなクルマは専門店に任せておいて

誰でも出来る範囲の加工や取り付けで

気持ち良い音作りを提案しています。

話し戻りますが

「ドアスピーカー取り付け」

と一言に言っても様々な方法があります。

今回は、シンプルかつ大胆なコアキシャルスピーカー２個で何処まで行けるの？

と言うテーマで作業進めます。

先ずはドアのカタチをチェック！！



うっ！！

マジか？


オイオイ

そらぁ～無いぜ

ハニー



コレじぁあ～低音なんて出るわけ無いよ～

つーか？

比較的致命傷レベルのパネル構造　笑

ただスピーカー取り換えるだけじゃ

たぶん

いくら高いスピーカー付けても

たいして変わらないと思う。

あまりにもスピーカーに不利な構造です。(；´Д｀)

詳しく書くと長くなるので・・・・・

簡単に解説します。

そもそも音って振動なんですよね？

スピーカー君は一生懸命振動して音を再生するわけです。

簡単に言えばどれだけ効率良く空気を動かすか？

って所が勝負所になります。

特に低音域においては

スピーカー君のストロークが増えて激しく前後しなくてはならなくなります。

この際にエンクロージャーと言われる

箱が必要不可欠となります。

そうなんです！

箱なんですよ！！箱！！

要するにドアをちゃんと箱のような状態にしてあげれば良い訳なんです。

ん？

なんで箱なの？

簡単に言えば空気のバネを利用する為です。

それを踏まえると

わかりますよね？

このドアが如何に不利な構造なのが

後ろにデッカい穴開いてますので

ノーサス状態なのでスピーカー君がちゃんと仕事出来ません。

じぁあどーすんの？

って所で

世間で言われるデットニングを行う訳なんです。

がっ！！

ここで一言

個人的意見ですが

このデットニングと言う作業

少々意味が間違っている気がするんです。笑

だって

デットニングって振動或いは共振を殺すって事なんですが

実際は、穴塞いでドアをちゃんとした箱にする事の方が音の変化は大きいんです。笑

むしろこの穴を塞ぐついでに

デットニングする事でより環境が良くなる訳なんです。

あくまでちゃんとした箱にする事がメインなんじゃないの？

って思ってます。笑

まあ、この箱化も含めて

世間的にはデットニングと呼ばれてます。

それではデットニングスタート！！

先ずはスピーカーの裏側

ここはなるべく制振効果の高いヤツがオススメ
レアルシルトを贅沢に使います。笑

本気モードの場合は

鉛やらエプトシーラー

オトナシート等々様々なアイテムを駆使しますが

頑張った割には大した効果が出にくいので

このくらいで十分です。( ´艸｀)

で

後はドアを外からコンコン叩きながら振動し易い部分を探して

レアルシルトとレジェットレックスを適度なサイズにカットして貼り付けて行きます。

コンコン・・・・・

ペタペタ

コンコン・・・・

ペタペタ

この部分は経験と勘が必要かな？

パネル構造的にS2000は

平らな部分とドアノブ周辺が振動し易いポイントかな？

外側パネルの制振が終わったら

裏側パネルの穴を塞いで箱化します。

このくらいで十分です。

この段階で

ドアをコンコン叩くと最初とは別物になってます。

と長くなっちゃったのでその2へ続く！！