錆びたボルトのレストア

旧車のボルトは貴重です。汎用品にしてもいいのですがそこはやはりオリジナルに出来るだけこだわりたいところ。
しかし、オリジナルが手に入らないこともしばしば...。
作業開始。
サビサビボルトの古い塗装はホルツの塗装剥がしで はがします。面白いよう剥がせますよ。

次に、ネットで評価の高かった 高速錆除去剤 RSRｰ2で 錆を除去。
ヒタヒタにサビサビボルトを漬け込むと、こりゃまた面白いように錆がとれます。

そのままだと PHがよろしくなく 錆びやすいそうで、ERｰG3000で 中和&サビ止めします。
10倍くらいに水で薄めヒタヒタにつけて自然乾燥させます。

ビフォーの写真撮り損ねましたが、みなさん想像できると思います。
それがここまでの作業で ここまでキレイに。
鉄の地肌そのまま？でしょうか。
このままではさすがに 直ぐ錆び、再び錆粉&錆汁を ふりまきそうなので レストアで定番のあれを使って さらに強烈な錆止めを目指します。

作業しやすいように テキトーな段ボール箱に ブスブス刺していきます。

で、定番のPORｰ15を 筆で塗り塗りしていきます。
もともとサビサビボルトのなので いい具合に表面に足がついているのでしょう、PORの ノリは いいてす。

とりあえず 塗装終わり。
レンチで ラフに頭を いじってみましたが 塗膜は 剥がれず、かなり硬い塗膜のようです🎵

うまくいけば、装着後にタッチアップ不要?！かも...。
あとは、実装着と耐腐食性テスト！
ただ１つ気になるのは、結構つやつやになってしまうこと...。
マットな感じに仕上がるといいんですけと、まぁ、錆びるよりは 良しとしますか。

筆の洗浄や手の汚れ落としには 専用薄め液を使用。