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2015年07月01日 イイね!

DAYTONA~鈴鹿ツインサーキットvol.12~混戦におけるシステム2発動の重要性(謎)

DAYTONA~鈴鹿ツインサーキットvol.12~混戦におけるシステム2発動の重要性(謎)素晴らしい好天に恵まれた日曜日、はぐれ侍殿と朝練に参加してきました。黒猫さんともご一緒できました(相変わらずコースでは一瞬しかお会いできませんが(笑))。
師匠はというと、地域におけるアングラファクトリーの維持継続を狙った懐柔策のためご欠席で、全く違う用途でフルスロットルだったようです(笑)




道中は曇天で、山間部では降雨にも遭ってしまいましたが、現地走行時は完全ドライ。気温も穏やかで心地良い風が常にそよぐという、家族をほったらかしにしてきた後ろめたさがMAD級にMAXとなる程です(笑)
とにかくそんな素晴らしい気候の日曜日、走行台数もMAXでした。しかしながら、しっかりと台数制限でコントロールされていますし、僕個人のペースも枠内では平均的なので、さほどの苦労は感じませんでした。

フロントタイヤが新品なので、皮むきと熱入れをしっかりと意識して、最初2周は慎重に走りました。


結果的に本日のベストLAPは、1”10’36(いつもの手計測)で、進歩無しです。
ホームストレートと裏ストレートのブレーキングポイントを遅らせること、特にホームストレートはかなり余裕がありますので、これで安直に10秒切りを目指しましたが、取り組みそのものができませんでしたので、次回しっかりと取り組みたいと思います。





今回の収穫は、「技能が拮抗している混戦でのリスクマネジメント」です。
オトコの子ですから、レベルが拮抗していてテールトゥノーズが長く続くと、どうしても闘争心が頭をもたげてきます。タイムが遅くても、です。
いくつかのコーナーで、こちらの方が速いことが分かりました。進入で正確なイン刺しをする技術はありませんので、ラインを少し外しながら立ち上がり加速でパスしようとするのですが、加速では勝てません。

僕個人的にはこの、「コーナーリングで勝つ」「小よく大を制す」というシチュエーションが大好きです。その趣向性が仇となって、どんどん理性が後退していってしまうのですね…。

3度危険な状況を招いてしまいました。
①進入でアウトから入れるかと思ったのですが、ミドルラインにいた先行車がリリースポイントをアウト側に変更してきたため、フルブレーキングから更にもう少しブレーキングを強めつつ、縁石に乗ってしまいました。先行車とサイドバイサイドになり、もう片側すぐにはランオフが迫る。マシンがスネーキングできる余地も殆どないので、非常に焦りました。

②やや高速のS字で、一つ目のバンキングでぐっと距離を縮められました。でもここはすぐに切り返しがあり、ラインの自由度が少ないので、追突する危険に気付きました。ここにはショートカットが設けられていますので、すぐさまそちらに退避して回避できました。

③最終コーナーでも追突寸前でした。加速で離されることは分かっていましたので、できるだけ詰めておきたい。しかしここは直前に緩くS字が描かれており、アプローチラインが見た目以上に狭いのです。アウト側から普通にバンキングする先行車に対して後方ミドルラインからやや速めの進入速度でバンキングをしてしまい、ラインが交錯しそうになりました。フルバンク中にはじめてフロントブレーキを、明らかな減速のために使いました。回避はできましたが、若干フロントは滑ってしまい、同時にマシンを起こしていたことによりなんとか事なきを得ました。


システム1が増大しシステム2が機能不全に陥るなか、それでもレースでは無い事は徹頭徹尾認識しています。自分としては、無理なパッシングを仕掛けている意識はなく、ただただクリアな練習環境を作りたいがために前に出ようとしているのですが、結果的には自分だけではなく相手をも巻き込みかねない非常に危険な行動です。
システム2とは、その起動スイッチさえもシステム2にしかないという点が、ベリーベリーディフィカルト。日々の鍛錬により、どれだけバイタルやメンタルが消耗しようとも、システム2のスイッチだけは押さえておけるようにしなければなりません。


今回のシチュエーション、逆になる事も大いに有り得ます。自分が先行して、しびれを切らした後続車が危険なパッシングを仕掛けてくる。
リスクマネジメントの基本は、セルフマネジメントです。そう考えると、もしそのようなシチュエーションを感知したならば、即座にパスさせることです。相手を変える事はできないが、自分を変える事はできる。自分の安全は自分で守るのです。
「パスさせたくない」という想いは、レースでのみ持つべきです。




いつも侍殿は私の走行シーンを撮影して下さるので、自分も少しだけですが恩返しを頑張りました。
完全な“流さず撮り”で申し訳ありませんが、前車と比較してもストレートで上体が伏せられており、ステップアップされています。僕も見習わなければなりません。


梅雨で緑を深めた樹木に囲まれたサーキット、眩い日光が降り注ぎ、その中でストイックに鍛錬に打ち込む。



二人とも無事に無転倒で終了し、この濃密で素晴らしい時間を過ごせた感謝を神にご報告するため、向かうは我らのサンピエトロ大聖堂(爆)



うどんではなく焼きそばの方が好みに合う事が判明!


侍殿より、オフラインならではのEU裏事情や米議会で演説した安部首相の後ろで号泣する人物についての解説など、非常に興味深く愉しいお話しも聴くことが出来ました。
やはり在る。ナニか在る。この大聖堂にはQOLを引き上げる磁場が在る!!


この素晴らしい道楽を、末永く続けられるためにも、新たな一手を打たなければなりません!!(意味深)



はぐれ侍殿のブログ
Posted at 2015/07/01 18:31:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイクサーキット | 日記

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