男の友情

竹馬の友が、二胡演奏の発表会があるので見に来いという。
この友人とは中学以来の付き合いである。

私との大きな違いは、彼は楽譜が読めることである。しかも弦楽器の達人である。私の結婚式披露宴では、フラメンコギター独奏で同席者をうならせたほどの腕前である。

それから幾星霜、そんな彼が何を思ったかシナ人に付いて二胡を始めた。音楽を愛することはいいことだ。

だが、師匠が留学生くずれのシナ人（♀）とあっては、いささか問題があるんじゃないかと諌めた。が、聞く耳を持たない。確かに、シナ人にも色々いるだろう。悪いシナ人と普通のシナ人の２種類だ。

二胡習得をダシに、ハニートラップにでも引っかかったりしたら奥さんが泣く。
尖閣諸島はシナのものと主張すれば、こりゃ便意兵便衣兵そのものだ。
友情は金に換えられない。とにかく悪いシナ人か普通のシナ人かを冷静に見定める必要がある。

発表会での演奏者のモチベーションは客の多さとその拍手にある。だから、表向きは枯れ木も山の賑わいなのだ。
写真撮ってやろうかといったら、ぜひ頼むという。HDでの動画ではどうだと聞いたら、音はよしてくれという。しかたがない、今回は静止画像だけにしとくか。

友情は、ときに鋭い洞察力を必要とする。国あっての友情だからだ。