近況報告

ホント、お久しぶりです。出ないときは徹底して出ないんですよね。困ったものです。

さて、１ヶ月も何してたかというと入院です。家族による強制隔離ともいいます。家族に嫌われたら将来はないという恐怖をまざまざと見せつけられた気がします。

入院先は何あろう、精神科です。おかしいおかしいと周囲も自分も認めるところなのですが、原因がはっきりしません。それに、家族の抱いている「おかしい」と自分の「おかしい」がかなりずれているようなのでなおさらおかしいのです。

精神科の見立てでは、「躁病」ですと。なんですの躁病って。鬱ならそれらしき経験は何度かあり、時間経過とともに自然に治っていったものですが、躁ですか・・・・・・。まるっきり反対なのねん。

しかし、病状の代表的症例を並べられただけでグｩの根もでません。当たっているからです。ひょっとして盗み見したな？

代表的病状

１．明るい気分になる。
誰しも楽しいことがあれば、明るい気分になり、スポーツ観戦などの際には気分が高揚するものです。
しかし、躁状態ではそのような状況になくとも、異常に気分の高揚した状態が持続します。
意欲にあふれ、精力的に動き回り、考えも次々浮かんで頭の回転が速くなったと自覚します。
端から見ると、妙におしゃべりで、話題が次々に展開し、休まず動き回り、金遣い、人との接触が過度に多く見えます。
明るく爽快になる人や、起こりっぽく喧嘩早い人、著しい興奮状態になる人といろいろなパターンが見られます。
睡眠時間は大概減少しますが、短いという自覚はありません。体調はどこも悪くないと感じ、疲れを知りません。
性欲・食欲ともに亢進します。
心身共にエネルギーが満ちあふれて見える状態です。
しかし、実際には注意力・集中力は落ちており、仕事の能率は決して向上してはいません。

２．幻覚や妄想が出現
躁状態では幻覚や妄想が出現することがあります。
その場合には、自分は有能だ、地位が高い、金持ちだといった誇大的な内容であることが多く（例えば、「自分には神のお告げが聞こえる」「天皇の血筋を引いている」といった）、時に被害的な内容となります。

３．認識がない
躁状態では、気分・活動性が亢進していることから、過度の浪費、性的逸脱に至ることが多く、対人関係上のトラブルが頻発します。
自分が病気であるとの認識（病識）はまずなく、入院治療（しかも強制的な）の必要となることがしばしばあります。

雑）躁を英語に翻訳するとマニアとなります。なんとなくお分かりいただけるかと。