500Evo.6.0のブログ一覧

119980(210AMGｴﾝｼﾞﾝ)でも６Lは圧縮表記10.0でAMG刻印があります
（E50は圧縮表記11.0、刻印はありません）

昨年秋に搭載したｴﾝｼﾞﾝが
6Lとわからなかったという声がありましたので
ﾋﾟｽﾄﾝとｸﾗﾝｸでの5Ｌとamg6Ｌの鑑別について
書いてみました



[注]同じM119でも210のMEｴﾝｼﾞﾝを124などのLHに流用するのはﾉｳﾊｳを要し、簡単にﾎﾟﾝ載せできるわけではありません




【ﾋﾟｽﾄﾝ】

amg6LのﾋﾟｽﾄﾝはMAHLE製鍛造

・MAHLEのﾏｰｸ入り

・ﾉｰﾏﾙのようにﾌﾙｽｶｰﾄではありません
（brabusはﾌﾙｽｶｰﾄ）

・ﾋﾟｽﾄﾝﾄｯﾌﾟはやや凹


↓は昨年のｴﾝｼﾞﾝＯＨ時の写真






比較画像

左：124ﾉｰﾏﾙ

中：210Ｅ５０

右：amg6Ｌ


ﾋﾟｽﾄﾝﾄｯﾌﾟの形状が全く異なっており、amg6Lとわかります





【ｸﾗﾝｸ】

右は昨年のｴﾝｼﾞﾝＯＨ時の写真
下は別の6Lｴﾝｼﾞﾝのｸﾗﾝｸを撮影したもの(自分のは既に装着していたため）




ﾌﾙｶｳﾝﾀｰであること、ﾊﾞﾗﾝｽ取りの穴数の多さから、この写真だけで６Lと気づいた人も
いました
ｳｪｲﾄがうちこまれてることでも違いがわかります


比較画像

上：6Ｌのﾌﾙｶｳﾝﾀｰ

下：5Ｌのｾﾐｶｳﾝﾀｰ

５Lはﾊﾞﾗﾝｽの穴数も少なく、ｳｴｲﾄもうちこまれていません












ｴﾝｼﾞﾝﾍｯﾄﾞを開けずに５か６かを鑑別するには以下の方法があります
・amgなら刻印有無
・ｵｲﾙﾊﾟﾝを開けてｸﾗﾝｸﾁｪｯｸ（ﾌﾙｶｳﾝﾀｰであることとｳｴｲﾄの有無）

ﾋﾟｽﾄﾝやｸﾗﾝｸの写真を見ればわかるだろうと思いあえて排気量について言及しなかったのですが、昨年秋に積替えたのは210amgの50ではなく60のｴﾝｼﾞﾝです

６Lにしたのにいつまでも「500evo.」のままでは逆詐称になると思い、
今年度に入ってからみんカラの名前を「500evo.6.0」に改名しました

引き続き宜しくお願いします

博多

　ｽﾃｱﾘﾝｸﾞｷﾞｱﾎﾞｯｸｽ内のﾎﾞｰﾙﾅｯﾄｾﾝﾀｰ位置をｽﾃｱﾘﾝｸﾞのｾﾝﾀｰとしっかり合っていることは非常に重要なことであり、この両者にずれが生じると左右で操舵感の差が生じ てしまいます。

　ｷﾞｱﾎﾞｯｸｽを外さなければｽﾃｱﾘﾝｸﾞとﾎﾞｰﾙﾅｯﾄのｾﾝﾀｰ位置 はずれないものの、OHするには外さざるをえず、戻すときにここを適当に処理してしまうとずれが生じます。
　OH後の装着時にｷﾞｱﾎﾞｯｸｽとｽﾃｱﾘﾝｸﾞのｾﾝﾀｰを合わせることは非常に重要なことにもかかわらず、ﾃﾞｨｰﾗｰでさえｾﾝﾀｰﾁｪｯｸは意外に疎かにされていることが多いようです。
　過去にｷﾞｱﾎﾞｯｸｽを外したことがあって(鈍感だとわからないようですが)左右の感覚に違和感のある場合は一度ｷﾞｱﾎﾞｯｸｽとｽﾃｱﾘﾝｸﾞのｾﾝﾀｰがあっているか確認した方がいいかもしれません。