ドリンクホルダーの祟りにフケの金田一が挑む

ラビットにドリンクホルダーを取り付けたので愛飲しているDr.ペッパーを置いてどの程度の傾きでコボれるのか観測していると、いきなりバスッバスッてフケなくなった。
ドリンクホルダーの祟りか。このスクーターにdr.ペッパーが似合わない事はわかっている。
冷汗かきながらも押し歩きせず帰還できた。

かかりは良いしアイドリングは安定してるし電圧は良好。しかしアクセルアオるとフケない。
プラグは黒くすぶり気味。濡れてはいない。

キャブレターの穴と言う穴全て清掃。フロート調整39.5±1。点火時期Sマーク2ミリ以内。ポイント焼損部磨き、ヒール部損傷無し、ギャップ0.4、マフラーは脱着してツマリ点検エアーはin〜outまでスースー通る。
ネット環境ありがとう。いい時代だ。

なのになのにな〜のにフケない。やはり祟りなんじゃないか。
そこで脳内の金田一（かねだはじめ）登場。推理が始まる。

ポイントとなるのは走行中いきなりフケなくなったという事。
調整してある物はそう簡単には変動しない。
点火系部品ですかね〜。ぽりっぽりっぽりっ頭をかく。あっ、
アイツ見過ごしてたわ。ん、アイツ〜アイツね〜。ふ〜んアイツかぁ〜ファンプーリーの中に隠れてるアイツ。
プーラーでバコッ。
直ぐになんとかしたいので加工無しでは絶対付かないであろう備品のルーカスで対応。
拾ってきた薄い鉄板をロール状にしてアイツを抱えこませて真横に耳が来る様にハンダでくっ付ける。この時熱で逝くなぁ〜と念じる。
そして組み付け。
アクセルオン。気持ち好くフケる〜。
又町の変なオジさんに変身できるわ。一種こんなスクーター乗ってる事自体コスプレだから。

ドリンクホルダーの傾斜角度は少し飲んで置けば普通に合格！45度付近のハングオンではかなりコボれる事が判明。クラブマンカフェレーサーを目指すものとしては改善しなくてはならない。が、クラブマンにドリンクホルダーは不必要らしい。