Prova エキゾーストマニホールド
1
作業のためアンダーカバーこそ外していますが、作業前、純正エキマニ装着の「素」の状態です。
オイル滲みのように見えるのは、遮熱カバー固定用ネジが固着していたので、CRCを吹いた跡です。
2
この部分は本当に緩んでくれず、遮熱カバーは比較的軟なので一緒に回ろうとして余計難しくなってきました。
結局は強力なインパクトレンチで外れましたが、カバーを外してみると、反対側はこんな風に断裂していました。
(11月14日追記)ちなみにこれは勝手に割れたのではなく、固着しているのに普通のレンチで緩めようとしたことで(私が)引きちぎってしまったのだと思います。
その際に下側のカバーが曲がるだけで被さっていたので気付かなかったのが、インパクトで緩めてカバーを外した後に見付けたということです。
3
より高温に晒されるところでは、ネジの固着の可能性が余計高いのだと思いますが、ここもそう。
工具が掛からなかったり、掛かっても回せない部分もあり、今回はソケットのフレキシブル・エクステンションが活躍しました。
4
固着して大変だったところも何とか緩めて、さあ外します。
純正のエキマニは鋳鉄製で重いので、ジャッキで落ちないように支えながらの作業です。
この一週間、何度も作業に取り掛かっては固着したネジに突当って諦め、追加のCRCを吹き付けては次善策を考えしてきましたので、ネジが全て緩んだので後は楽勝と思ったのですが、思わぬ伏兵が…
5
何と私の車では、右側シリンダヘッドのスタッドボルトと、タービンサポートパイプが近過ぎて抜けません…
今までのようにネジ1本1本を、半回転程度緩むかどうか試しては締め直し、無理なものがあればそのまま諦めて次回の挑戦に備えていたのとは事情が異なり、ここまでバラすと後戻りも容易ではありません。前進あるのみです。
…で結局は力技(^^;。サポートパイプ部を力で押し開きながら、エキマニの角度を多少薄めになるようにして抜きました。
6
ともあれ、ついに全てが外れました。
下はこれから装着する、某オクで入手した中古品です。
断熱テープも巻いてあったものですが、ところどころ擦れたり切れたりしている箇所があります。これが前の手順で説明したように隙間の狭いところを苦労して通している間に、擦れてどんどんボロボロに…。
仮当てをする時に、うっかり素手で作業をしてしまったのですが、その際に握っている部分も少しずつテープが崩れてきました。断熱テープはガラス繊維等を使っているようで、後からしばらくはチクチクと痛痒いことに。
7
エキマニに断熱テープは巻いてあるものの、念のためラジエタホース(左側)で距離が近いところには、アルミの遮熱テープを貼って保護しておきます。
高いものだからってケチった使い方をしていますが、却って無駄な使い方になっているような…
裏側がシールになっているものですが、局面に貼るためピッタリとは合いません。そのためステンレス針金で何となく留めておきます。
8
漸く装着完了です。
熱の問題があって純正のアンダーカバーが取り付けられないので、これは後で検討します。
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