どの点も中途半端かなぁ・・・

個人的には現行のパナメリカーナグリルより、このダイヤモンドグリルが好きです。また、サイドもランニングボードは前輪後方への泥はねをうまく止めてくれます。でも、足をかけるには狭すぎる！
日本仕様標準のナイトパッケージ（ドアウインドーリム、サイドミラー、フロントスポイラーのブラック仕様)もよい感じですね。本国ではデフォルトでアルミだったと思います。

街中、首都高であれば、十分なパワーですし、なめらかに加速します。ステアリングの遊びも少なく、クイック・・・とまではいきませんが、それなりに曲がります。

低速時に舵角を上げると、途端にタイヤが外へ滑り出し、ジャダーが起きます。これは、正直、いただけません・・・。現行は20インチにダウンしているタイヤ仕様ですが、完全には解消できていないようですね。
63sのようにレーシング仕様というなら、我慢もできますが・・・
43はおそらく63sの仕様でエンジンだけ3Lにしただけ・・・とも思えますね。
あと、9トロニックのチューニングがエンジン仕様とマッチできていません。中低速の減速時にショックが大きく、体が揺れるほどひどいときがあります。

フルセットのゴルブバッグは正直きついです。後席を倒して、2個ですかねぇ・・・。
後席に乗車も、背の高い男性は膝が前席にぶつかり、足下の収まりもわるく、かなりつらいです。

街乗り、高速を半々で、だいたい7km/L。3Lエンジン、390Psですので、こんなもんでしょう。

メルセデスがこんなに年次改良を入れるとは思っていなかったので、どんどん下取りが下がっていくように思います。
購入額からの下り様は、以前よりひどくなっているみたいですね。ちょっとした修理、点検等の単価が高いので、相応の覚悟が必要ですね。