エンジンオイル&フィルター交換+ATミッションマウント リフレッシュ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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先ずは、エンジンオイル&フィルター交換から。
ジャッキアップして馬かけて、アンダーカバー外して、ドレン緩めて、オイルを排出していきます。
同時にフィルターも交換していきます。
今回も、一時間位そのままにしておいて、
しっかり古いオイルを抜きました。
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オイルはいつもの「NUTEC ZZ-02 10W45」
フィルターも、いつもの「PIAA ツインパワーなんとか」です。
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で、今回のメイン作業。
ATミッションのマウント交換。
後、マウントを固定するボルトとミッションメンバーに固定する際、挟み込むラバークッションも新品に交換します。
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最初にATミッションがずれないように、一応、ジャッキでささえました。
そして、ミッションマウントにアクセスしていきます。
画像のミッションメンバーの上に、マウントがありますので、このメンバーから外していきます。
画像青〇の3か所。メンバーとマウントを固定しているナットから外しました。
真ん中のナットに今回新品に交換するラバークッションが共締めされています。
そして、画像赤〇の3か所。メンバーをボディに固定しているフランジボルトを外します。これ、左右で計6か所になります。
左右1か所は、クスコの補強バーと共締めしています。
それから、画像黄〇の遮熱カバーを固定しているボルト(左右1か所ずつ)を外します。
これで、メンバーがフリーになるのですが、
画像のように、社外のフロントパイプを装着している為、これが邪魔をして、ボディとの隙間からメンバーを取り出すことが出来ません。
フロントパイプを外してしまえば、交換は容易に行えるのですが.....。
フロントパイプは外さず、どうしたら取り出せるのか、色々考え、対策を施していきます。
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・フロントパイプを固定しているボルト外す
・センターパイプとの接合ボルトを外す
・メンバーに固定されていた遮熱カバーを外す(後側ボルト2か所、計4か所で固定されている)
・メンバーをずらしながら、その隙間からマウントの固定ボルト4本を緩め、マウントもフリーにする。
以上の取外しを行い、なんとかメンバーそしてマウントを取り出す事が出来ました。
まあ、フロントパイプ外すよりは楽だと思います。
因みに、フロントパイプが純正の場合は、パイプ径が細いし、2分割出来るので、ここまで苦労しないと思います。
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取外した、ミッションマウント新旧比較!
一目瞭然ですね。取外したマウントはかなり縮んでいます。亀裂とかはなかったんですけどね。「17年間、お疲れ様」って感じです。
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それでは、逆の手順で組み付けていきます。
フロントパイプとボディの隙間が本当に狭いので、マウントを先に固定すると、メンバーが入らなくなります。
なので、マウントとメンバー両方をこの隙間から入れていきます。
そして、知恵の輪のように、メンバーを上手くずらしながらスペースを作り、マウントから固定していきます。
ここは、ソケット+エクステで締め込む事が出来ました。画像赤〇が片側2か所、左右計4か所です。締付トルクは40Nm。
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マウントが固定出来れば、メンバーの位置決め、固定はそんなに難しくありません。
画像赤〇3か所、左右計6か所から締付ていきます。締付トルクは75Nm。
最後に、画像青〇マウントとメンバーを固定していきます。計3か所、、真ん中のボルトにはクッションラバーを挟み込みます。締付トルクは35Nm。
ここは、真下にフロントパイプがあるので、締付は、クローフットレンチを使用しないと、トルクレンチは使えないです。
残りは、遮熱カバーとフロントパイプを固定して完了となります。
それから、ミッションメンバーも磨いてシャーシブラック吹いてリフレツシュしてやりました。
今回の交換で、ミッションの位置が5㎜位上がるので、それが走りにどう影響するかですね。
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