GS F Sport X Line用シフトノブ・ブーツ交換 (2/2: シフトブーツ加工)

今回の主目的は、このGS F SPORT X LINEのシフトノブに交換する事です。ブーツはどうでも良い、という訳ではありませんが、ノブに合わせてステッチを赤にしておきたいところです。

右から、
① GS F SPORT X LINEのシフトノブ (赤ステッチ)
② RC 純正シフトノブ
③ GS F SPORT X LINEのシフトブーツ (赤ステッチ)
④ RC 純正シフトブーツ (グレーステッチ)
ですが、GSとRCのシフトは勘合部分の形状と大きさが少々異なるので、そのまま移植する事は出来ません。

また、ノブ／ブーツ両方GSのものにすれば勘合部分は気にしなくてよいですが、ブーツの大きさも異なります。GSのほうが一回り小さく、底面のフレームも小さいので、RCのシフトパネルにははまりますが余計な隙間ができます。これではお粗末なので、ブーツをRC F Sportのダークローズ内装用のものをオーダーしようとも考えましたが、取り寄せに時間がかかるのも面倒・・・

小中学生時代は、そういえば家庭科は不得意ではなかったな・・・ということを思い出し、「じゃあ今のRCのブーツのステッチを自前で縫い替えてしまえ」と思いました。
嫁の裁縫道具、車カスタム用に初出動です(笑)

糸だけはAmazonで調達。当てずっぽうで、16号の赤い糸を買いましたが、丁度良い感じです。「フジックス　多イヤー絹 穴糸 16号 200m」というのを買いました。既存のグレーステッチを、糸を切りながら解くリッパーという裁縫道具で取り除いたあとに、手縫いで丁寧に既存ステッチ穴に忠実に通していきます。地道(笑)

シフトブーツステッチ替え作業後、完成形。うん、中々いい感じではないですか！(笑) 自分の手作業としてはいい出来です(笑)

シフトブーツを裏返すと、ノブとの勘合パーツがタイラップで固定されているので、切り離してGSのブーツから勘合パーツを取り出します。
(RCのブーツからも同じ様に勘合パーツを外しておきます)

GSのブーツから取り外したノブとの勘合パーツを、RCのブーツへ移植します。勘合パーツの上下／前後方向に気をつけながらブーツフレームの下からくぐらせ、上部で丁度良い塩梅をみてタイラップで固定します。(通常見えませんが、タイラップも赤で！(笑))
終わったらまた裏返して元に戻し、全行程を逆順序で遡りパーツを取付けて行きます。

元に戻した完成状態です。
良い感じに仕上がりました。ステッチもノブとマッチしています。なにより、このノブの握り心地が好きです。