スバルＲ１　リアフェンダーシーリング　その２

前回”リアフェンダーシーリング　その１”からの続きです・・・。

【http://minkara.carview.co.jp/userid/145811/car/149426/524692/note.aspx】

バンパーを外したら、フェンダーの耳をワックスオフやパーツクリーナーなどで拭いてキレイにします。

水洗い・・・というのも考えられますが、その場合はエアブローして水気を飛ばさないといけないので、エアコンプレッサーを持っている方以外は現実的じゃない・・・。

なので前日水洗いして完全に乾かしてから、ワックスオフやパーツクリーナーで拭いてきれいにしました。

そして幅の狭いマスキングテープ(１２ｍｍ幅くらいかな？)を、耳の端から２ｍｍくらい隙間を開けて貼り付けていきます。

貼ったらさらに、そのマスキングした所の端から２ｍｍくらい間隔を開けて、その上に２５ｍｍ幅くらいのマスキングテープでマスキングを施します。

そしてシーラーを使ってシーリングしていきますが、ここで気をつけなければいけないのが、シリコン成分が入った物は絶対に使ってはいけないという事。

廃材などでやってみるとわかりますが、シリコンが付着してしまうと、かな～～～りシンナーなどで拭かないと、マスキングテープが付かないばかりか、塗装しても塗料がはじかれて密着しなくなるのです。

なので１００％事故ったり、ぶつけたりしない自信のある方以外は、シリコン配合の物は止めたほうが無難です。

という事で、自動車ガラス屋さんが使っているシーラーを塗装屋さんから勧められたので、これを使ってみることに。

そのシーリング剤を、このパネルのツナギ目に塗りこんでいきますが・・・

こういったシーラーは、ガンにはめ込んで使うのですが、それだと入らないので、地道に手でパネルのツナギ目に塗りこんで行きます。

ちなみに素手でやっていますが、ビニール手袋してやりましょう・・・。
手がエライ事になります。

塗って乾いたら、さらに上から強力な防錆剤”スリーラスター”を塗りました。

【ビフォー】
スリーラスターを塗ってはいますが、塗料が若干パネルのツナギ目にのっていないのが気になっていた状態。

【アフター】
ツナギ目にシーリングした上に、スリーラスターを散布。
これで”耳”に水や泥・砂・塩分がたまらなくなって、やる前より安心かなと。

くどいようですが、下回りの防錆塗装というのは、寒冷地にお住まいの方じゃなくても、絶対に行った方がいいです。

塗装屋さん曰く、スバルは塗装が厚くてソリッドでも、スズキの３コートくらい塗膜が厚くかったりするらしいですが、やはり軽自動車故にコストが厳しいのか、パネルのツナギ目のアンダーコートが、小型車・普通車ラインに比べて削られております。

軽自動車撤退の富士重工。
スバルの軽は貴重な存在となるので、少しでも愛車を錆から守るべく、アフターパーツ付けて喜んでいる前に、下回りの防錆塗装は絶対に行った方が良いです。

下回りの錆に無頓着だと、後で必ず泣きをみます。