東洋金属工業(株)の53-BPと53-BCと言う商品です
形状は全く同じですがグリップの色が違います。
写真上 グリーンのグリップがオープンタイプの53-BP
写真下 ブラックのグリップがクローズタイプの53-BC
53-BPを分解すると、
53-BCを分解すると、
部品点数が違うのが分かりますでしょうか?
中心部の部品(バルブコアーに接触させる部品)が、
53-BPは一体構造、53-BCは分割構造になっています。
53-BCはエアーを通した時、
①バルブコアーに接触させる部品(ゴールドの部品)がエアーの圧力で両端に動きます。
②両端の部品、パッキンによってゴールドの部品は止まる。
③パッキンが効いてエアーは出ない。
つまりエアーチャック内でエアーが溜まっている状態(構造)になります。
この状態からエアーチャックをエアーバルブにを押し当てると、
①ゴールドの部品がバルブコアーによって押し込まれる。
②パッキンが効かなくなる。
③エアーが流れ出し、エアー充填が行われる。
・・・という流れになります。
ちなみに、スプリングはゴールドの部品の動きをコントロールしています。
53-BPにエアーを通した時は、
①一体構造の部品(クロームメッキの部品)がエアーの圧力で動きます。
②両端の部品、パッキンで動きを止めたいが、一体構造のためどちらかにしか止まらない。
③片側のパッキンが効かないためエアーが流れ出てしまう。
↓訂正です。
①一体構造の部品(クロームメッキの部品)のスリット部でエアーが振り分けられる。
②一体構造の部品は動かず、パッキンが効かないためエアーが流れ出てしまう。
つまりエアーチャック内でエアーが溜まらない状態(構造)になります。
全く同じ形状のエアーチャックでも、
全く違う商品である!という事です。
それじゃあ、どのように使い分けるのか?間違った使い方とは何か?
その③に続く・・・
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エアーチャック | ビジネス/学習
Posted at
2012/05/03 03:10:59