2017年03月05日
いよいよその時が来る
明後日、平成29年3月7日は我が娘の平成29年度北海道立高等学校入学者選抜学力検査日、いわゆる高校入試の日。明日6日が下見で7日が本番。
私の住むここ北海道では公立高校が本命な場合が多く、我が娘も例に漏れず公立高校が本命。
志望校に合格すべく日々勉強に励む娘の姿を横目に冷静を装いつつ、でも今年に入ってからはどこか気が落ち着かなくなる私。
お恥ずかしい話ですが、両親共に大した学歴でなく、その上子供の進学に対して無頓着な我が家でして、きっと子供に関するあらゆる受験が当たり前の地域に住む親御さんや、北海道の中で高偏差値の子が多い札幌の中心部辺りに住む親御さん達からすれば「落ち着かなくなるなんてぬるい事言ってんじゃねーよ!」と怒られてしまいそうですね…(笑)
それが今回、そんなアホな両親からは想像もつかない様な札幌で進学校と言われる一校に挑む娘。
それはもう勉強慣れしてない親の方がパニクる訳ですよ。
北海道でも私立の中高一貫高などの受験が一般に認知されてきた近年ですが、北海道の進学校と言えばまだまだ公立高校という見方が強い。
まあそれでも進学校なんて言ったって首都圏や、かの有名な灘高擁する関西などからすればたかだか公立高校入試じゃんと言われそうですし、北海道で一番とされる高校でさえも全国偏差値で見ると中堅上位校とか準トップ校らしいですが、それでも札幌近郊の田舎に住む我が家にとっては一大事なんです。
何せ親が親ですから(笑)
娘は元々、勉強は苦手では無いにしても得意と言う程でも無く、通ってる学校は私の住む市内の学校の中でも学力レベルは高くないそうで、そんな学校の中で割と出来る方の子、くらいでしたね。きっと札幌の都心部の学校に通ってたとすれば恐らく中位程度だったかもしれません。しかも本人は「勉強は特に好きではない。」との事でした。それは今でも変わりませんが(笑)
そんな学内の中上位辺りにちらほらいる娘を見て、いくら教育に無頓着な親とは言えど、もう一歩プラスαの点数が稼げる可能性があるのなら塾に通ってみてごらん、と何度も何度も言い聞かすも、仲の良いお友達は結構塾に通う子が多い中、塾に通ってないうちの娘が学力的にお友達と同等か、時には若干勝ってしまう事もあっただけに娘本人は「絶対に塾なんか行かない!」と頑なに通塾を拒否。
それでもあまりにしつこい親に根負けしたのと校内順位が頭打ち感も出てきてお友達に負ける事も少し増えて来たのも手伝って2年の後半に特に仲の良かったお友達の通う大手塾の冬期講習にブチ込んでみた結果、娘本人の勉強の理解度が想像より良かったらしく、通塾基準を満たしていたのも手伝って本格的に通う事となる。
まあそれでも通塾当初に受けた模試では今回の受験校よりもレベル的に3つ程度下がる学校でも合格の可能性が60%台にしか行かず、一般的に60%がボーダーラインと言われてるので、正直、この時点ではその学校でさえも合格可能性は五分かそれ以下。
やはり札幌の子達を相手にすると厳しい現実を知る事となりましたね…。
いくら校内順位が良い方だとしても所詮はその程度。
それでも本人は定期テストの順位が一歩ずつ上がって行く事により通塾の意義を徐々に感じる様になり、また、通塾初期に出会った塾のとある女性講師の意外な一言が娘のスイッチを入れる事となる。
「あなた、勉強好きでしょう?」
娘本人にしてみれば親がしつこく言うから通ったはずの塾。それが気が付けば勉強が好きで得意な子と見られていて本人の意識とは異なる評価を頂き
「もしかしてそうなのか?」
ある意味錯覚モードに入る(笑)
それに伴い志望校も徐々にレベルを上げて今のレベルを探っていく。
ただ、そう現実は甘くなく、今回の受験校はおろかその一つ下の高校でさえ合格可能性が二桁に満たない。その下の高校でさえも…。
言ってみればそれは合格可能性が0%って表記は無いだけで現実的には可能性0%を突き付けられたに等しい訳で、今回の受験校なんて遥か遠くでほんの僅かさえ見えない、そんな状況でした。
でも学内順位だけを見れば着実に上がってきて、やがて一桁順位になり、片手以内になり、そこからは一進一退になるもついには2位まで登り詰め、孤高の存在感すらあった1位の子に挑む事となる。
そしてついに学年1位獲得!
更には連覇。(まあそこが最終目標でも何でもないけどね。)
孤高の1位だった子に「打倒うちの娘だな!」と言われる程になり、しかし、そのチャレンジをはね除けて3連覇を成し遂げ、模試の合格可能性も今回の受験校の可能性が一桁から二桁に、20%から30%台へと着実に上げ、時には足踏みするも70%台や80%後半までになる。
まあそれで浮かれる事とまでは行かず、可能性MAXの98%にまでは行ってないのが現実。
仮に98%を取ったとしても、或いは何度98%取ろうとも所詮は模試。それ以上でも以下でもない。
本番で取れなくては何の意味もない。
そんな当たり前な事は分かっていつつも、とは言え可能性が低いよりかは高いにこした事も無い訳で。
いよいよ本番を目前に控え、今日も寝起き直後から今も私の目の前で勉強に励む娘。
途中、仮眠を挟むもほぼぶっ通しで続ける姿に是が非でも合格を祈らずにはいられない。
何としても娘の嬉し涙を見たい。
ただね、合格を祈る一方でたった一年程度とは言えど受験までの過程の進捗度を間近で見てると合否に関係なく勉強に疎かった親父からすれば誇らしい気持ちで一杯な訳ですよ。
それは娘には言えませんけどね。
さあ、泣いても笑っても中学生活の集大成を発揮する時が来た。
気負う事無く全力で挑もう。
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愛娘 | 暮らし/家族
Posted at
2017/03/05 08:36:58
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