クラッチ交換(DIY)①
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11万kmを超え、そろそろクラッチ交換が必要な時期が来ました。
1速、2速での加速で急に回転が上がる現象が出だしたので、嫁も気付きました。
youtubeを探すとリンクの海外動画が見つかり、一人で作業をしています。
ディーラーに依頼したい作業ですが、車の乗り換えを考えているこの時期に15~20万円の出費はしたくないので自分でやってみます。
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まず、ジャッキアップし、リジットラックに載せます。
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ホイール→ホイールハウスライナー→グリル→バンパーの順で外します。
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昨年8月に105367kmで交換したミッションオイルを抜きます。
11000kmしか走行していないので、キレイな色でした。
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運転席側のドライブシャフトを抜くために中間にあるベアリングホルダーの固定ボルトを外しますが、エンジンハンガーが邪魔なのでずらします。
黄丸のボルトを外し、赤丸のボルトを緩め、エンジンハンガーを移動させます。
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エンジンハンガーが無くなれば、黄丸のヘックスローブボルト2本にアクセスできます。
運転席側はミッションケースから抜くだけで、車体からは取り外さなくても作業できます。
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助手席側のトライブシャフトを外すためにセンターナットを外しますが、カシメられているので、専用工具で起こします。
(購入工具①:KTCのロックナットチゼル)
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インパクトレンチでセンターナットを外します。
(購入工具②:PanasonicのインパクトレンチEZ75A8)
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youtubeではハンマーで叩いて外していますが、幾ら叩いても外れる気配がありません。(一回目の困難:工具購入も含めて2時間ロス)
諦めて、アストロプロダクトに走り、ハブプーラーを購入しました。
(購入工具③:APのハブプーラー4穴5穴 HP208)
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スタビリンクのナットを外します。
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アーム下側の黄丸のナットを2か所外せば、ドライブシャフトが抜けます。
ミッションケースに刺さっている部分が抜けにくいですが、バールを差し込めま簡単に抜けました。
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ここからは分離後のミッションケースを移動させるスペースを確保するためにサブフレームを下げます。(本来であればサブフレームを外したほうが作業性が良いのでしょうが・・・)
黄丸のボルトを外します。(助手席側のみ)
写真にはないですが、ホイールハウスの後端にもボルトがあるので外します。(運転席側も)
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サブフレームを固定している赤丸のボルトを3本外します。運転席側の黄丸3本は外さずに緩めるだけにします。
そうすると助手席側が下に垂れます。
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ライトやラジエータごとフロントメンバーを前方に抜き出すために写真のボルトを外します。(運転席側も)
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フロントメンバーの前側を固定している黄丸のナット3個を外します。(運転席側も)
私の場合、赤丸のキャップボルトはフォグ用のバラストを固定しているのでこれも外します。
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樹脂ナット1個と樹脂リベット2か所で固定されているスポンジカバーを外します。
フロントメンバーを固定しているボルト2か所とライトを固定しているボルト1か所を外し、ボンネットオープナーのワイヤを赤で囲ったボックス内で分離します。
写真にはないですが、ライトの側面にもフェンダーと固定するためのボルトが隠れているので外します。(運転席側も)
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フロントメンバーを引っ張り出す際に邪魔になりそうなケーブル類はコネクタを外します。
ラジエータサブタンクもボルト1本外せば、フリーになります。
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引っ張り出したフロントメンバーの横から写真です。
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助手席側だけ邪魔なアームも外します。
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ZERO1000のPOWER CHAMBERと自作のエアダクトファンネルを外します。
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POWER CHAMBERの下にあるシフトワイヤーブラケットの固定ボルトを外します。
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ロッドエンドを2本外し、邪魔にならないように移動させます。
この時にミッションケースに繋がっているケーブル類はコネクタを外しておきます。
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これも写真撮り忘れです。
オイルパンにフロアジャッキをかまし、エンジンを持ち上げます。
エンジンマウントのセンターナットを外してから、ジャッキを下げるとエンジンマウントが取り外せます。
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ナット2か所で固定されているクラッチレリーズシリンダーを外します。
エンジンルーム内に配管固定用ゴムブッシュがあるのでそれも外しておきます。
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メインフレームの内側についているエアコンの配管も邪魔になるので、固定ブラケットを外しておきます。(黄丸の樹脂ナット)
クラッチ交換(DIY)②に続く
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