2016年10月10日
エンジン絶不調!!
1983年式 本国触媒無し仕様 圧縮比10.0 218馬力(M30エンジン最強)
最高速度 222km/h
と書けば、かっこいいですが、実態はエンジン絶不調!!
長らく放置していたバチが当たっています(笑)
1 セルは回るけどエンジンがかからない。
↓
あきらめずに何度もセルを回していると
↓
2 キュルキュルキュル(セルモーターの音)と同時に、ババババ…とエンジンがかかるが、セルを止めるとエンジンが止まる。
つまり、初爆は来るけど、続けてエンジンの爆発(燃焼)が無い状態です。
この年式は、セルを回すと「コールドスタート・インジェクター」という部分、つまり1カ所から、燃料を噴射するようです。
セルを回している時だけエンジンが爆発するのは、コールドスタート・インジェクションのみ噴射して、メインの6カ所(各気筒ごとの)のインジェクターが動いていない可能性があります。
隣に住んでいる弟を助手に任命して、手伝いをやらせようという魂胆です。
弟が「聴診器でインジェクターの音を聞いてみよう。」「聴診器、ある?」
そんなもん、あるわけ無いです。
すると、ハンディのオシロスコープを持ってきてくれました。
1番シリンダーのインジェクターの電極を抜いてみます。
この年式は、ターミナルが旧式なので、精密ドライバーで細いロックピンを浮かしながらターミナルを外します。とーっても面倒です。
(新しい年式は、ピンを押すとロックがゆるみ、そのまま引っ張るとターミナルが抜けます)
ターミナルの電極にテスターの棒をあてて、エンジン始動を試みます。
何回かやってみると、
「きれいな波形が出ている」「どうもセルが終わってから噴射しているようだ」と、弟。
点火もインジェクターも問題が無いようです。
あとは、「燃圧が来ているかどうか」です。
プロは「燃圧計」で調べるようですが、素人はあーでもない、こーでもないと色々とやってみることにします。
エンジンルームの燃料ホースを「プレッシャー・レギュレーター」の所で抜いてみます。ここは燃圧がかかっていて、抜くと同時に大量のガソリンが出てくるはずです
でも???
ガソリンがちょびっとしか出てきません。
「燃圧が不足している(燃料が少ししか来ていない)ので、始動時にいっせいに6気筒のインジェクターが作動したら、燃圧がまったく無くなるのではないか」と考えました。
そこで燃料フィルター、燃料ポンプ、タンク内の燃料ポンプも外してチェックしました。
特別錆びサビという感じでもないです。
燃料も交換。古いガソリンは、なんだかにおいも変です。新しいハイオクを15リットルぐらい入れました。
そして、再び始動。
エンジンはかかりますが、6気筒ではありません。
インジェクターが詰まっているのかもしれません。
ここで今日は時間切れ。
今度の週末は、インジェクターを外して清掃してみます。
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Posted at
2016/10/10 23:01:19
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