RS250 サドルサポートカバー交換

4257km

現在、Ｆフォークチューニング、ホイールリペア、駆動系交換、ブレーキリフレッシュと大々的に作業中で相変わらず不動車。殆どの作業は業者に発注か、既にできる部分は着手し揃ったら組み付ける段取りなので、それらを待つ間に以前から手をつけられなかった外装パーツの交換をします。

LH saddle sup cov., Ap.black

です。このシートカウルは残念ながらカーボン製ではなく「カーボン柄」というヤツでＡＢＳ樹脂のパーツにカーボン調のプリントが施されたものです。

確かレジアーニとチェスターフィールドが同カラーだったと思ったのですが、パーツリストでは別の品番が与えられています。

で、このパーツについては品番は分かりませんでしたが、未使用新品というものをネットオークションで見つけて即決で落札しておいたものです。

送られてきたものを開封した時、表面がパリパリになっていたので、やられたと思ったのですが緩衝材か何かのカスが静電気で大量に付着しているだけで、保管中少し角の裏が削れたくらいで確かに長期保管されていたもののようでした。

今でも時々、未使用新品というものを見ますが、店じまいしたショップが在庫を放出したのか、目利きの店員が海外から安く仕入れたりしているのか不明ですが、単に新品パーツという以上にエンジン供給数の関係から一万台しか造られなかった仲間を共食いしなくて済みますので嬉しさも二倍。

交換する側は左、中、右と３ピースに分かれているうちの左側。

右の方が見える部分のダメージが大きいのですが、左側についてもぱっと見は良くても、細かいキズや角のクリアが剥がれており気になっていた部分です。

落札品は製造が９４年後半なので年式的にも適合します。

交換は二箇所のネジを外して入れ替えるだけですが、構造上リアカウルやグローブホルダートレイも外す必要があるため面倒です。

せっかくサドルカバーまで外したので、リアのブレーキ周りを取り外している間に、くたびれたリアのブレーキオイルタンクも交換します。

これもオークション落札してあるリアブレーキ一式のものが使えそうですが、ブレンボから新品が入手可能ですのでホース共々新品にしてしまいます。

ホースは少し長めのを購入して、現物合わせでカットしました。

留めているボルトも腐食が激しいので交換。

これで残量もはっきり確認できます。
今回はまだリアブレーキを組みつけていないのでフルードの補充はしません。

ついでのついでに2stオイルタンクから漏洩したオイルがべったりこびり付いたバッテリホルダーとリアサスペンションのタンク周辺を洗浄しました。

組みつけてしまうとチャームポイントとなるパーツではないだけに、当たり前のように馴染んでしまう究極の自己満足パーツ。

心配していた色ズレもありません。

急激に天候が悪くなってきたためそそくさと組み上げて撤収です。

パーツ待ちの間にブレーキディスクローターをワンオフ制作するために取り外したのでなんだかフロントがすっきりしましたが、逆にこのバイクの基本的なスタイルがはっきり見て取れます。

多くのパーツを取り外されて、再び眠りについたようです。