目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
88,357km 暫定燃費9.1km/L
先週は納車から帰宅しただけでしたのでどこまで初期化が必要か状態を確認します。
まず何は無くともブレーキです。
フロント側は車外ホイールなのでキャリパーを目視で確認できます。
目視ではパッドの残りが4mm以上あるように見えます。
残量1mmでも制動力自体は同じですがパッドが薄ければ薄いほど熱が伝わりやすく、フェードさせてしまう危険性が高まります。
ローターディスクはなんとベンチレーテッドなんですね。
今時のコンパクトカーなら当たり前なんでしょうか。
レコード盤状の段差は気になるほどではありません。
ただ今回、キャリパーを外していないのでピストンの状態がわかりません。
作業場所が確保できたらオーバーホールを兼ねて分解してみたいところ。
2
次はアリ側です。
こちらはドラムブレーキなのでジャッキアップしてタイヤを外します。
ホンダ車の純正ホイールナットは球面座が殆どだと思いますので注意が必要です。
このスタッドレス用車外ホイールは球面座の物でしたので純正ホイールと互換性が保たれています。
3
解説している人のサイトではドラムのハブボルトの横にある穴にネジを立てて均等にネジ込んで行く、とありますが、タイヤを外せば普通に取れるハズです。
ブレーキが固着しているとかの非常用なのでは?と思います。
まぁシフトをパーキングに入れてたら、この車の場合、サイドブレーキも兼ねているので抜けないですけどね。
ギアポジションをニュートラルにしておきます。
ジャッキアップ前に前輪に車輪止めを咬ませておくのを忘れずに。
4
けっこう減ってるシュー。これはそろそろ要交換です。
プロジェクトμとかのスポーツパッド&シューはコントロール性が抜群に良くなる、という事で興味津々です。
ただ左右とも前方向と後ろ方向のパッドで減り方が違って後ろ側ばかりが減っていました。
こういうもんだとしたら交換してある程度距離を走ったら右側と左側を入れ替えれば長持ちしそうですが、減りが違うから意味無いか。
この状態でハブを回してみますが、1/4も回りません。
ジュリアクーペならフリーになっているとクルクルと回るので、FF車のリアでこんなに重いのは何か問題があるのか、と思ってしまいます。
こういうモンでしょうか?
5
ドラム内側。
ちょっと気になる減り方です。
外側の段差までは許容範囲という事でしょうか。
だとしてもブレーキシューを交換する時に純正部品が出るなら一緒に交換したいですね。
下回りは見た範囲ではぶつけた痕跡などなく、さすが東北の寒冷地仕様だけあって防錆コーティングが役立っているようです。
ナットやハブボルトを清掃したら戻します。
6
エクステリアは細かい引っかき傷などは磨けば光るという感じですが、こういう部分は経年なり、ですね。
あまりに気になる部分は塗ってしまうか。
未塗装の樹脂部品の白化している箇所はそれっぽいケミカルが出ているので後でやってみようと思います。
今日のところは時間も無いので液体ワックスでコーティングして終いにしておきます。
7
納車時に一番のガッカリポイントがこのワイパーブレードの錆。
なにせ乗り込むと必ず目の前にあるものですから、機能的に問題なくてもなんとかしたいところです。
8
車体から取り外して錆の出ている部分をケレンして他の塗装がはがれ始めている箇所も含めてヤスリ掛けしてからつや消し塗料で塗ります。
動かしていると塗装が割れたり剥がれたりするかもしれませんが、まぁその時はその時で。
塗装が乾燥したら車体に戻します。
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