デビューは1979と今から26年も前なのに拘らず、未だにその様な古さはあまり感じさせない。勿論幾度と無く改良は行われているが初期設計が優れていたのであまりその必要が無かったのでしょう。
元々はNATO等に納入する為にメルセデスが旧ダイムラー・シュタイア・プフと手を組んで開発した車なんです。その軍用というところにこの車の最大の特徴とも言える直線基調のデザインの理由があります。それは、インフラや、整備設備のあまり整っていない地方でも修理がしやすくまた、ガラスが平面なのも平面なガラスなら調達しやすいからです。まあ歴史についてはここらへんでやめておいて本題に行きましょう。
この車を語る時には何といってもボディーの頑丈さが挙げられます。3mmの厚さのラダーフレームで構成され走り出してもカナリ重厚感があります。ドアを閉める感触も独特のものがあります。十分軍隊の使用でも耐えられるんでしょうね。
エンジンはV8の5リッター3バルブでスペックは295馬力と46.5kgと日本で走るには十分です。また476馬力、71.4kgというスーパーチャージャーで武装したAMGバージョンもあります。これはかなりホットなモデルです。
インテリアに目を向けてみるとそこはやはりメルセデスで、昔はシンプルだったインテリアもウッド等があしらわれラグジーな印象が強いです。レベルは高いのですが、ただやはり内装の作り込みで言うといくらこの車が1000万オーバーでも5~600万クラスの日本車にはかなわない事は否めません。
総評
デザイン ☆☆☆☆
造り込み ☆☆☆☆
静粛性 ☆☆☆
装備 ☆☆☆☆
パワー ☆☆☆☆
走行安定性☆☆☆☆
その他 ☆☆☆☆
Posted at 2005/11/15 23:13:35 | |
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SUV批評 | クルマ