KURE CRC 水抜き剤 ガソリン車専用  

呉工業の水抜き剤です。

毎年、梅雨の後に１回だけ使っています。

給油ステーションでは、
１本 \800～\1500 する場合もあるので、ホームセンターへ行った時についでに買う事にしています。

整備士の経験から、
湿度の高い時期の前後、年２回程は必須だと思います。


なぜ水抜き剤が必要かと言いますと・・・

お鍋に水を張った状態を想像してみてください。

ほぼ密閉状態に近い燃料タンクの中は、常に燃料が残っている部分と
燃料が減って空気にさらされている部分がありますよね。
で、燃料が残っている部分は問題ないのですが、
燃料が減って空気にさらされている部分が、燃料タンクの内外の温度差の影響で「結露」にも似た「露付き」の状態が発生する事があります。

その結露が「水分」の元になってる自然現象なのですが、
燃料タンクの内壁に結露が発生した状態で運転を始めると、燃料の液面が揺れて燃料にさらわれて、その水分はタンクの底に溜まって行きます。

その水分が災いして、
加速時にもたついたり、歯切れの悪い吹き上がりになったり、信号待ちで止まったり・・・
最悪な時はエンジンすら掛からなくなってしまいます。

水抜き剤は、
そんな水分をガソリンと混ざり易くする為に、水の分子を細かく分解する成分で出来ていて、
成分の効き目で水が燃料と一緒に燃えて無くなる・・・と言う訳です。

毎日の様に乗る人なら、概ね年１回
(言い方を変えれば、
満タンにする回数の多い人や半分まで減ったら満タンにする・・など、満タン給油の頻度が高い人)

乗らない時間の方が長い人は、年２回ほど、
(言い方を変えれば、
満タン給油の頻度が少なく、どちらかと言えば燃料の少ない状態が長く続き気味の人)

何れも湿度が高くなる時期の後がお勧めです。

手帳の方に作業の参考画像があります。

関連情報URL：http://www.kure.com/products/index.html?/car