キーカッター
私は車関係で何か作る場合、他人がやっていないこと、ショップでは出来ないこと、が中心になります。
その延長線上で、「他人があまり持っていない物」を手に入れたがる傾向があるようです。
ざっと羅列してみると以下のような物を持っています。
キーカッター
10.525Ghz発信器
タイヤビード落し
公衆電話機
紙幣カウンター
ミニ旋盤
トーインゲージ
車速信号発生器
周波数カウンター
パトライト操作部
今日は「キーカッター」と「10.525Ghz発信器」を紹介します。
私は子供の頃から大工さんの作業などを、飽きずに何時間でも見ているようなところがありました。
車のキーの複製も出来上がるまで興味深く見ていて、こんなこと自分でもやってみたいとずっと思っていました。
ある時ヤフオクで年代物のキーカッターが出品されていたので思わず落札しました。
この機械でキーを作製したのは今までで2本ですので、お店に頼むよりも大変高いものに付きましたが、この工作の過程を楽しめたので元は取ったと感じています(^o^)。
10.525Ghz発信器 (オービスと同じ電波を出します)
これはレーダー妨害器ではなくて、れっきとした電子部品です。
40年も前になるでしょうか、車の速度違反測定に日本でもレーダーが採用されました。
当時この10.525Ghzの電波を受信できるのはアメリカ製の物しかありませんでした。
何でも自分でやってみたい性格の私はこのレーダー受信機も自作しました。
この時に受信機の出来具合の検査用に購入したのがこの発信器でした。
近頃のレー探は自作のレベルではなく、優秀なものが安価?に手に入るので、この発信器の出番はありませんでした。
やっとの出番は35Rにセパレート式のレー探を取り付ける時でした。
画像の菱形のグリルの中にアンテナ部が見えるでしょうか?
私は室内も室外も出来るだけスッキリさせたいので、昔からセパレート式のみ選んできました。
近頃はフロント部分は殆ど樹脂なので、アンテナ部の取り付けの自由度が広くなりました。
そうは言っても樹脂なら、どこに付けても良いというものではありません。
車種は違いますが、私のお友達で大手のショップでアンテナを全く見えないように設置してもらったと喜んでいた方がいます。
その取り付けでも良いのなら、私の35Rがグリルから見えるような所に置くわけはないですよね(^o^)。
チューニングメーカーもショップも時には、嘘とは言いませんが知識不足から適当なことを言いますから正しく判断しないといけませんね。
今回の件も、GPSの周波数とオービス等の周波数の違いも知らず、また周波数が違えば何が違うのかも知らずに、樹脂なら電波を通すと言われたそうです。
10.525Ghz発信器
樹脂の種類や厚さにより受信感度は何db低下するかを気にしないといけませんね。
走行中GPS電波は一瞬途切れても直ぐに受信できれば、位置情報にはあまり影響はありません。
レーダーの方は最近は微弱な発信器も登場し、ステルス式等では反射波も含めて出来るだけ感度良く電波を遠くから拾わなければなりません。
そんな理由で私はGPSは樹脂を通しても我慢できるとしても、レーダー波は前方を見通せる位置を選んでいます。
美観は少し犠牲にして、感度を最優先させました。
この減衰具合の確認に10.525Ghz発信器が欠かせないのです。
Posted at 2013/02/06 20:33:48 | |
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