闘争と軍神と

西条の方に用事があったので、向かっている途中で
ふっと看板に目が行った。。。

五軍神・・・。

まさか！？
っと思い、用事を終わらせて向かったのである！

常々、愛媛に来たのなら行ってみたいと思っていたが、
偶然か必然か、、、
これは運命だと思い迷うことなく行くことにしました。


神風敷島隊五軍神が祭られている場所である。

知らない方もいられると思うので、少し説明。

敷島隊…昭和１９年１０月２５日

米軍の大機動部隊のレイテ進行を阻止を目的とし、
敷島隊は一機一艦轟沈を目指して、
世界最初の公式人間爆弾となり国家悠久の大儀に殉ずる。っと説明文にはある。

よは、この軍神達が公式での始めての特攻隊であるって事です。

敷島隊は、
１番機　関　大尉（敷島隊隊長）
２番機　中野少尉　　　　
３番機　谷　少尉
４番機　永峰飛行兵曹長
５番機　大黒飛行兵曹長
の５名で編成を組み。

レイテ沖にて敵艦に特攻し散華。
軍神として賞され二階級特進す。

戦などが好きな黒ヴィ改ではありますが、
ってか歴史が好きで、ちょくちょくドライブがってら色々な城や古戦場、遺跡などを見に行っていますケド。。。

愛媛に来たのなら、やっぱり五軍神が祭られている場所には行きたかった。

今回に限っては、歴史好きって以外の理由が一番大きかったですが

着いてみると、即効
五軍神の慰霊碑が姿を現す、、、
慰霊碑に手を合わせ、色々な願い事をしましたよ。
願い事は秘密ですけどね（笑）

その奥には、楢本神社があり
そこでも御参りをす。

隣には、神風特攻隊記念館があるケド・・・

見学・・・できるのか？！開いていないように見えて仕方がない。

どうするものか！？
っと入り口前でタジタジしていると、
中から女の人が出てくる。

怪しまれながらも、
「中を見せてもらえませんか？」っと説明すると、
結構あっさりＯＫを頂き中に入れてもらいました。

中には、色々なモノが展示されていました。
五軍神となった方々の遺品や、遺書等・・・

また色々な方々からの寄贈品などもありました。

またここの館長が女性の方で、
御歳が７７歳になるっとゆう方で、、、
ご親切に説明や色々な話を聴かせていただきました、非常に感謝です。

遺品や、遺影、説明などを聞いていると色々な想いと考えで
自分でも気づかず涙が流れていたことは秘密です。いいえ、この際大きく書きませう！

今回、ここに来たかった一番の理由が、

隊長である、関　行男中佐が殉職されたのが

黒ヴィ改と同じ２３歳だった事です。

同じ２３年間を生きた人生で、今の自分の生き方はどうなんだろうか？
っと自らを見直したかったからです。

片や、国家の悠久繁栄を信じて、身をもって日本民族の純血、家族、友、恋人を守らんと殉国の大義もと決死行われたに対し、

片や、漠然とした目標がありながらも、只呆然と日々を暮らすのみだった大学時代。。。仕事の忙しい日々に追われ、目標を見失ないかけている自分。


色々な自問自答を繰り返しながら、
一つの答えを自分の中で導き出すことができた。

非常に来れてよかったと思う。


そして、最後に

幾万の若人の魂を奪った恐ろしい戦争の犠牲となった人たちこそ平和の使者なのかもしれない。静かに流れ乱れることない白雲の果てに自由と平和を永遠に眠る人々達に感謝と安らかなる平和な眠りを切に願う。

こんにちもまた、あの白雲の流れていく果てに何時までも何時までも平和な日本であるように祈らずにはいられない。

『愚かな歴史を繰り返すことなかれ。』

フォトギャラリー　「五軍神に会いに行く。」