TENNECO MONROE Reflex  

R56MINIに乗っている方ならご存知だと思うが、後部座席は後輪の軸上に近い場所に腰を置き、ギャップ等で車体が跳ねるたびにダイレクトに衝撃が伝わり極めて乗り心地が悪く疲れる。

子供もある程度大きくなり、家内は後部座席から助手席に移ったが、子供はまだまだチャイルドシートが必要で移動中は後部座席で過ごすことになる為、少しでも乗り心地を改善しようとノーマルから乗り心地重視なショックアブソーバー「MonroeReflex」に交換をしてみた。

施工は毎回色々とお願いしている埼玉県内のMINI系のショップに、ヘタリ気味だったアッパーマウントの交換と一緒にお願いをした。

レビューとしては「どんなに乗り心地が激変するのだろう！？」と期待に胸を膨らませていたが、実際に乗ってみるとスプリングがノーマルのママだったため、乗り心地に大きな変化は無く、突き上げ感などが少しは改善したかな？レベルだった。

イメージとしては、路面のギャップで「ガンガン！」が「ボンボン！」になった程度の違いで、実際、自分以外は誰もショックを変えた事に気が付かないレベルだ。

しかし、問題も発生した！
某高速道路のジャンクションにて下り坂から折れ曲がったように急に上り坂に変わる場所を少しスピードを出して入ったら、ギュワーーーン！と凄い音がなり、ショックが抜けてスプリングだけでボヨンボヨンと跳ねるように車体が激しくピッチングをした。

ノーマルショックで長い事MINIに乗ってきたがこの様な挙動をした事は一回も無く、やはりノーマルはいかなる状況にも対応するように考えて作られているんだな…と痛感した。

その後は同じ様な挙動が出ることは今現在までは無く、安全に乗れている。
7万キロ以上走ったノーマルショックは抜けてはいなかったが、予後の交換だと言い聞かせ、週末になると元気に走っている。