目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ワイヤレス充電の続きです。
AndroidAutoでナビとミュージックアプリを使いながらワイヤレス充電をするという過酷な使い方の為、熱で充電しなくなってしまうので、まずは熱がこもりやすい手帳型のケースをやめて背面カバータイプに切り替えました。
しっかりと固定できるようにマグセーフのマグネット付きを選びました。
2
ワイヤレス充電器ですが、以前買った車載用のものを分解して中身を使うことにします。
テストした結果、前回取り付けたものより発熱が少なく充電も早いようだったので。
3
充電コイルがスマホの真ん中あたりに来るように張り付け。
コントローラー部分はけっこう熱を持つので念のためアルミテープを貼って熱が分散するように張り付けました。
4
マグネットでスマホを固定できるようにマグセーフ用のマグネットを購入。これを充電器側に貼り付けます。
こういった製品はネット通販なんかでたくさん売られていますが、マグネットが弱かったり中にはマグネットではなくただの鉄板だったり、詐欺まがいの製品が多いので注意が必要です。
5
本来はスマホ側に貼り付けるための製品なので、充電器側に付けるとマグネットの極性が反対になってしまいます。
マグネットは両面テープのようなもので張り付いているだけだったので、全て反転させて貼りなおしました。
6
仮組してテストしてみました。
AndroidAutoを起動してナビと音楽掛けて1時間後のバッテリー温度は39℃くらい。
シロッコファンを仮付けして風を当てながらテストして32℃くらいでした。
(いずれも外気温20℃くらい、バッテリー初期温度24℃くらい)
40℃を超えると充電スピードに影響が大きいのでそのくらいに抑えたいです。
また、実際の走行状態では今の季節、ヒーターの熱の影響を受けるのでまた違ってくると思います。
今回いろいろパターンを変えてテストしましたが、とにかくテストに時間がかかりました。
7
ブロアファンは50mm×10mmくらい。
12V 1.8Wで5000rpmだそうですが、風量のスペック記載はありませんでした。
そのままじゃ危険なのでカバーを作りますが、食品ケースをカットして出っ張りを削ってこんな形にしました。
8
ファンカバーのメッシュ部分は余っていたツイーター用のカバーを使用しました。
9
充電器の電源は、QC電源とPD電源の両対応のアダプターから電源を確保します。
ワイヤレス充電器がQC対応なので、QC電源に接続。
それとは別に有線充電も出来るようにPD電源のコードも繋げておきます。
10
ブロアファンはそのままだと結構な爆音なので、ファンコントローラーを購入しました。
電圧制御ではなくてPWM制御だそうです。
グローブボックス内にツマミを出して調整できるように取り付けました。
11
厚手のフエルトを敷いて、マグセーフのマグネットとスマホの間に空気が流れるように微妙に浮かせます。
計算上の隙間は1.4mmくらいです。
ファンの厚みがあるのでスマホの背面だけでなく、液晶側にも空気が流れます。
マグネットリングは出来れば裏側に隠して付けたかったのですが、プラスチックの厚みがあってマグネットが弱くなっちゃうのでダメでした。
12
充電不足の時は有線でも充電が電出来るようにグローブボックス内にType-Cケーブルを出しておきました。
下のほうに赤く光っているのは、ワイヤレス充電器コントローラーのLEDです。
これで夜間に6時間くらいのドライブ(途中食事休憩2時間くらい)してきました。
ファンのパワーは半分くらい、車のヒーターは22℃で帰宅時にバッテリー温度42℃、充電量は使用量と相殺されて±0%ほどでした。
ファンのパワーを調整すればまた結果が変わると思います。
熱で充電しなくなることは今のところなさそうなので、とりあえずはOKとしますか。
いろいろパターンを変えてしばらくは調子を見てみようと思いますが、夏場はどうなるかも心配ですね。
尚、山道を気持ちよく走ってもスマホは落ちたりしないのでマグセーフは一応成功のようです。サーキット走行のような使用状況だと分かりませんが。
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク