今回は昨年のように札幌レポートはお届けできませんが、今年も十勝ポテンザに出場するために3Q自動車の南部さんが私の札幌の家に2泊してゆきました。
火曜日に小樽から南部さんが到着し、その夜は軽くビールで乾杯。
次の水曜日に3Q自動車札幌オフとなりましたが、さすがに平日とあって、参加者は少なく、幹事として申し訳なく思っております。
それでも昨年に引き続き参加いただいたmixiのやまざきさんと、昨年偶然タイムアタックでピットが隣となり、それ以来連絡を取っていたロドスタ乗りの数馬さん、HCOC(HONDA CIVIC CR-X Oewners Club)北海道所属のFD2乗りの方が見えられました。数馬さんはこちらではお友達の多い方で、やまざきさんも、実はうちの職場の後輩(HCOC札幌支部長)も知り合いでした。
ここで、依頼していた「点滴」ショーとなる訳ですが、これは、「進化剤」といわれる、金属表面の加工剤です。金属表面のコーティングに関しては、マイクロロンを始めさまざまな製品があります。実はこの手のケミカル剤は私、目がありませんで、ちょうど現在もマイクロロン施工中でした。
費用も12,000程度とマイクロロンが1万円ですから、そう変わりません。
この商品、商品価値の低下を防ぐ措置だそうで、通販禁止で、公式に施工術式の講習を受けた人しか施行できない決まりになっています。
「進化剤」ってなんでしょう。エンジンのフリクションロスを低減する仕組みであることは確かなんですが、マイクロロン等のコーティング系の商品は金属表面の凹凸を添加剤で埋めますが、
この商品はちょっと違うようです。
「機械部品摺動面の金属研削仕上面の凸凹は、現在の市販車で50ナノ程度ですが、進化剤によって、安価に10ナノ以下の精度にする事でエンジンやミッションなどの内部の機械エネルギー損失を約10%低減し、これが軸出力を大きくさせることでトルクアップを実現し、燃費も約7%以上向上させる効果があります。」(カタログから抜粋)
マイクロロン入れてたらまずいんじゃないの?と南部さんに聞いたところ、関係ない、とのことなのでオイル交換もせずにそのまま施工。ただし、マイクロロンで似たような効果が若干出ていますから、その場で差は判らないかも、という注釈付きでした。
おまけにオイル漏れ対策と言うことで、私のK20Aは昨年11月にオーバーホールしたばかりで現在絶好調です。まぁ、この手のケミカル品なら少しでも感覚的に良くなれば正解だと割り切っているので、前提条件をふまえた上で施工をお願いした訳です。
しかし。
注入開始から、あれ、なんか静かになってきたかも。「良くなる良くなる」ってすり込まれてると、本当に良くなった気がする、あれですかね。南部さんも「そういうことがあるから、しっかり施工前と施工後での違いを感じてください」と商売人にあるまじき言葉が出ました。かなりの自信です。
でも、カムの雑音も、マフラーの排気音も、明らかに静かになってる。
でも、本当に効果が出たのは4日後の十勝のホームストレートでした。
だいたい1500kmぐらいで最高の効果になる、エンジンに熱が入った方がいい、とのことでしたが、十勝への約300kmの移動、さらに土曜日、日曜日と走行を重ねるにつれて、明らかにトルク、パワーが上がってる!しかもエンジン静か!VTEC域のエンジン音が非常に規則正しく、軽快です。
なんてったって、ホームストレートで
ターボ4駆勢に刺されなくなったんです。
私の場合、コントロールラインで180kmなんですけど、そこからVTECゾーンのひと伸びが違う。だから、彼らが追いついてきても抜けないんです。
走り方は変わらないのに、
ストレートエンドの車速は2週間前に走ったときより5km上がりました。
12,000円でこんなに効果が出た商品は初めてです。
あるレースカテゴリで、入れた奴らが連勝してるので結局全員入れるようになった、というのもうなずけます。
一般道で、3000rpmを超えてから右足を少し踏み込んだときの、クンッとくるトルク感や、高速で6速100kmぐらいからそのまま踏み込んでの加速など、今までに比べ全域で明らかに改善が見られていて、普段乗りも凄く楽しくなりました。
で、南部さんは触れてなかったけど、明らかに燃費も上がってます。これまでは長距離が多かったので、通常走行に戻ってから燃費もレポートしてみたいと思います。
あぁ・・・東雲のシャシダイに乗っけたいなぁ。過去データと是非比べてみたいです。それぐらいエンジン調子よくなりましたよ。
Posted at 2008/07/07 00:10:28 | |
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