ヒロ君の老いぼれ酔歩徒のブログ一覧

我が家の、長老の「ミーちゃん」が、今日の未明天国へ旅立ちました。この世に生まれて約２０年半。人間で言うと１００歳ちょい手前らしいです。母親の話によると深夜２時ごろまでは呼吸をしていたのを確認したのだけど、５時ごろには既に息を引き取っていたとの事。既に死後硬直が始まっていましたが、未だ体温は若干温かかったです。取りあえず、ゲージから亡がらを出して、タオルケットに来るんでダンボールに入れて、好きだった猫の餌とお花を添えてあげました。それから、市の清掃局が開くのをまって、火葬してもらいに行きました。佐賀市の清掃局では、小型犬や猫などの小動物は、敷地内に火葬してくれる場所があり祭壇まで用意してあります。母親と一緒に行って気最後のお別れをしてきました。

もともとは、この「ミー」を始め姉妹の猫たちは生まれてくるはずの無い猫でした。この子たちの母親の猫のペルシャの「シロ」が発情期の時に家から脱走して、野良猫と交尾して生まれたのが「ミー」達でした。確か、３匹生まれたと思いますが１匹は死産で２匹が残りました。本来だったら、他所の家の猫と交配させる予定が生まれてきたのがMIXだったので父親は捨てるとか言い出しました。しかし、せっかく生まれてきた命なので、オイラが猫の餌代を出すから、育てようと言い説得しました。残った二匹は
、それぞれ「ミー」と「アイ」と名づけて育てました。その時我が家には既に３匹の猫がいて、この子達を含めて５匹になりました。それから暫らくして、我が家を建て直す事になり、５匹全部を仮住まい先に連れて行けなくなり、「ミー」と「アイ」は、今の家の隅に、雨風をしのげる簡単な小屋を作り、そこで寝るようにして毎朝、出勤前に餌を与えに行く日が３ヶ月ほど続きました。そして、新しい家が完成してから、５匹を改めて飼う事が出来ました。しかし、昔から家は人につき、猫は家につくという言葉があって、何故か、「アイ」だけが馴染むことが出来なかったのか、外に出てから帰ってきませんでした。家族全員であちこち探したけど見つからなくてかなり、ショックを受けました。過去に飼っていた猫たちは、外に出て行っても数日もしたら帰ってきていたんですけどね。人懐っこい猫だったので、他の家で飼われていたら、それも良いなと思いました。

これで、我が家にいる猫は。「ソラ」と「マリン」の姉妹猫だけになりました。過去に最高で９匹まで飼っていたのが、２匹だけになると、かなり寂しくなりました。