ロアアームとタイロッドのブーツが切れそうだから交換

車検に向けて、下回りを確認したところ、ロアアームブーツもタイロッドブーツも全周ヒビが入っていていつ切れてもおかしくない感じだったので、交換。切れちゃってると車検NGですからね。

ロアアームはナットに回り止めのピンが入っているので、外しておきます

写真の都合でここだけ左側の作業の写真。
先にステアリングのタイロッドを先に外した方が作業スペースが確保できますおきます。(写真無し)
タイロッドエンドプーラーを叩き込んでしたのネジを回して行くと、「バキン！」と物凄い音がして外れます。

ネジ山が少しつぶれたのでタップて修正。M12のP1.2

ロアアームのブッシュ勘合部に傷か付かないように気を付けながらマイナスドライバーでコジコジして古いブーツを取り外し

本当は治具を用意して圧入するのですが、プレイヤーで嵌め込みました。つばの部分がちょっと歪んだのでやっぱりちゃんと道具を用意した方がいいですね(-_-;)

できるだけ古いグリスは拭き取って新しいグリスを充填。
ボール部がゆるゆるに動いたり、ガタがあったらロアアームごと交換ですが、今回は特に問題が無かったのでブーツのみ交換です。

ナットの締め付けで、ボールが供回りして締め付けられないときは、マイナスドライバーをクサビとして使ってなっとのしたに打ち込みます。そうすると、ナックルとボールジョイントのテーパーが食い込んで供回りしなくなり、締め付けられるようになります。
規定トルクで締め込んで回り止めのピンを差して完了。
作業的にはステアリングのタイロッドエンドも同じです。