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マーシャルの後編です。


SEND/RETURN機能を追加したりしたいので回路を解析します。

プリント基板を取り出して銅箔パターンからと実装部品の接続を抽出します。

そのためにプリント基板アッセンブリ（片面基板でした）の写真を撮りました。

※この写真では既にSEND/RETURN機能を追加するためのシールド線を引き出してあります(笑

プリント基板アッセンブリの裏を見たり表を見たりと面倒なので、写真とプリント基板の表を対比しながらプリント基板アッセンブリの実装図をかいてしまいます。



プリント基板アッセンブリの実装図から回路図にします。
回路図は信号が左から右（右から左ではありません）に流れるようにします。
また出来るだけ回路の動作を把握しやすくなるように整理しておくと便利ですね。

※この回路図では既にSEND/RETURN機能（一点鎖線で囲ったところ）を追加しています。(笑
※抵抗／コンデンサ等の定数はまだ回路図に記載していません。そのうち気が向いたらカラーコードから読み取って記載します。
※使用しているICはピンの機能がわからないと正しい回路図にならないのでICのパッケージに記載された品番を頼りにデータシートを探して調べてあります。
　IC1：MC1458CP1ですからオペアンプ（2個入り）
　IC2:TDA2030ですからパワーアンプ

このアンプは歪ませるためにシリコンダイオードとかゲルマニュームダイオードでは無く、LED（赤）を使っていることがわかりました(^_^;


他にもジャック／ポテンショメータなどの類似品のデータシートも収集しました。このアンプを複製するつもりは無く、改造と将来修理が必要になった場合の情報収集ですからこんなところです。

※SEND/RETURN機能のジャックはアンプのシャーシに穴をあけないといけないのでまだプリント基板からシールド線を引き出しただけです。
　またヒューズ交換を容易にするためシャーシを取り出さなくてもよいようにヒューズフォルダも入手済みです。






以上、役に立たない私の備忘録を最後までお読みいただきありがとうございました(^_^;

マーシャルと言ってもヘッドライトとかフォグランプではありません(笑

今日のネタは近所の〇ードオフで見つけたジャンクのマーシャルの復活と改造ネタです(^_^;
※もちろんジャンクですから〇〇〇〇円（爆

前面は、


背面は、


どうやらポテンショメータの交換が必要なので早速アンプユニットを摘出


ちなみに背面のラベルを確認するとYAMAHAが輸入しているようです。


ジャックも怪しそうなので摘出、ヒューズも飛んでしまったので外しました。


交換用に入手したポテンショメータ、ジャックとヒューズです。
※ポテンショメータの抵抗値とカーブは複数ありますが形状は一緒です。
左側：新、右側：旧
※端子の形状は異なりますが、理由は後述します。


ジャックはモノラル用とステレオ用の2種類が使われていますが、真ん中の接点を強引に外せば同じもので済むと判断し手配しましたが良く見ると少し違いがあります。
左側：新、右側：旧
※ちなみにジャックは単価80円で入手しました。（送料の方が高いです）


ポテンショメータは抵抗値と変化カーブだけでなく形状と寸法が大切ですが、シャフト長が２０ｍｍで端子がプリント基板用は入手が困難（最小購買数、納期、単価が重要ですから）なので端子は追加工を前提です。この追加工を良い子の皆さんはマネしないようにして下さいね(笑
※ちなみにポテンショメータは単価40円で入手しました。（送料の方が高いです）


であっという間にジャックとポテンショメータの交換は終わり、動作確認用に虎の子のフォスターのFE-83を接続し音出しです。



ポテンショメータの追加工は想定していましたが、ジャックは想定していない追加工が必要でした。



誰も期待していないでしょうが続きは後編で(笑

TO BE CONTINUED(^_^;