上官殿!
・・・・・
上官殿!!
・・・・・
あれ!?上官殿??
・・・・・・・・・・
はっ!そうだ!!
上官殿はご友人の軍部高官と、慰安旅行に行かれているのであった!!!
来る五月の大型連休における偵察活動の相談をしようと思ったのだが・・・
時は令和六年四月上旬。
ワタクシ二等兵は考えていた。
この時すでに一ヶ月を切った、大型連休に向けた偵察活動をどうするか。
ここ二年は、乙三三式車両改による自走で、北海道での偵察訓練を行っている。
しかし三年続けて同じ活動と言うのも、常に偵察の最前線を任されている我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の沽券にかかわる事だし、何より上官殿に顔向けが出来ない。
そうだ、九州に行こう!
理由は簡潔、北海道の反対方向だから。
そんな安直な発想から始まった九州
旅 偵察活動、これより報告を致します! (`Д´)ゞ ビシッ!
移動日 【5月1日(水)】
《横須賀港フェリーターミナル》
九州偵察活動への旅立ちとなる場所。
深夜0時近くの出港時間ですが、ワタクシ二等兵と同様、九州を目指す多くの偵察隊員達が乗船を待ち構えています。
乗船完了!
乙三三式車両改のようなシャコタンは、段差のある船への乗船口、また乗ってからも船内を移動できる場所が限られる面倒なクルマ(すみません)なので、乗船順は最後の方になります。
横須賀(神奈川)を23時45分に出港、新門司(福岡)には翌日21時00分到着予定。
つまり1日目は、船での完全移動日です。
その1日目、船の外は大雨。
でも移動日なので問題なし!
船内ではミニコンサートなども行われており、楽しく過ごせました。
船は予定通り、
新門司港に入港。
そしてついに・・・
乙三三式車両改と共に、今年は九州の地へ!
ナビに表示される”
福岡県 北九州市”の文字。
これを見て、改めて九州に来たことを実感 ( ;∀;) ジーン
とは言え、時間はもう21時過ぎ。
今日はひとまず、新門司港からほど近いホテルに宿泊します。
1日目 【5月2日(木)】
《新門司港 付近》
九州偵察活動の、実質初日。
天気は晴!! 早速目的地へ出発進行!!!
まずは
大分県を目指します。
こういった普段見慣れない地名が書かれた案内標識を見るだけで、これからの偵察活動に期待が高まります ((o(´∀`)o))ワクワク
九州自動車道から
東九州自動車道へと進み、
大分県に侵入成功!
宇佐ICで下道に降り、
国道213号へ。
そして海沿いを走るこの国道、別名があります。
それは・・・
恋叶(こいかな)ロード
(" ̄д ̄)チッ
でも道の方は、正にシーサイドロード。
眺望も良く、アップダウンもあり運転が楽しい。
これからの偵察に向けた気分を盛り上げてくれます!
まぁ ”恋” はありませんけどね!!(" ̄д ̄)チッチッ
《道の駅 くにみ》
今回の偵察活動で、最初に登場した道の駅。
偵察活動は始まったばかりだというのに、もう上官殿へのお土産を買ってしまった。
大分の方にはお馴染み、学校給食にも登場する「
みどり牛乳」と、そのクッキー3種類。
ここからは海沿いを離れ、
国東半島の真ん中。
山の中を突っ切って行きます。
乙三三式車両改のナビは、右側の狭い道「
大分県道405号 成仏杵築線(じょうぶつきつきせん)」を案内している。
何かを ”察した” ワタクシ二等兵、入口で一枚パチリ。
この道を先に進むと・・・
《大分県道405号 成仏杵築線》
※注 ナビが案内したルートです
せ、せまい・・・!
そして道路の真ん中に積もった落葉。
そう、ここは ”
険道” であった。
場所によっては、折れた木が道路上までせり出している。
※注 ナビが案内したルートです
それにしても、こんな道をルーティングするとは。
確かにワタクシ二等兵は酷道走破訓練も行っているので、このくらいだとそのまま迷いなく進行するが・・・
乙三三式車両改のナビは、学習機能でも付いているのだろうか?
「アンタだったら、これくらい行けるでしょ?」的な。
※注 ナビが案内したルートです
険道を抜け、のどかな田園風景へ。
しかし、ここでも気になる物が。
大分弁?で書かれた、交通安全看板。
これは何となく意味は分かるが・・・
「
だっしもねえ」って、何だ?
もうこちらは意味不明。
有識者ノ方、回答求ム!
そしていよいよ、大分での偵察活動における一番の目的地へ向かうべく、新緑の中を乙三三式車両改で走り抜ける。
目指していたのは・・・
《やまなみハイウェイ》
うぉぉぉぉぉぉーー!!
なんじゃコリャー!!!
ワタクシ二等兵、本気で驚くとボキャ貧になるようです。
「すっご!」「すっご!」しか言ってませんでした(笑)
ここで少し、やまなみハイウェイを離れます。
《湯平温泉》
湯布院温泉郷の1つだが、その歴史は湯布院温泉より古い。
何と鎌倉時代には開湯された温泉地だそうです。
石畳で作られた、非常に趣のある道を上っていくと、湯平温泉の昔の写真が展示されていた。
↓1926年(大正15年) ※ほぼ100年前
↓現在
↓1935年(昭和10年)頃
↓現在
温泉街の至るところを走る石畳は、何と江戸時代に作られたものらしい。
非常に風情ある温泉街でした。
《やまなみハイウェイ》
戻って来ました。
どこを見ても、スゲエ景色だ・・・
《長者原(ちょうじゃばる)》
もう言葉は不要。
兵庫から来たライダーの方に撮っていただきました (*^^*)
遠くに本日の目的地、阿蘇山が見えて来ました。
次回は「
熊本編」になります!
(つづく)
Posted at 2024/05/11 22:07:32 | |
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