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おいしい蕎麦を食べたい、ということで色々考えを巡らせた結果、会津に行ってみることにした。と言っても若松ぐらいになると少々遠いので、往復は淡々と走るだけになりがち。ちょっと視点を変えて、南会津の田島でお店を選んでみることにした。

朝の渋滞を避けるために、早朝から区間急行で出発。行きは白河から下郷を経由して田島へ行くルートにしてみた。途中トンネルで寒い！を連発していたけれど、そのうち気温がドクドク上がってきてちょうどいい案配になった。

昼食までは少し時間があるので、少し周囲を走り回ることにした。会津バスの山口営業所あたりから会津高原尾瀬口駅までぐるっと半周。本当に山深いエリアで、景色も道路もいい感じのルートだった。

さて、お目当ての蕎麦は、田島駅前の宮森さんにて。ご主人もバイク乗りで、先日もちょっと走りに出たとのこと。余り深く考えずに、そばと言えば天ぷらとセットでしょ～、と天せいろを注文。そばは少し多めでお願いした。

しかし・・・すっかり忘れていた。ここは他ならぬ会津である。爆盛りが文化のひとつに昇華した土地柄。ここも例外ではなく、天ぷらが爆裂なボリュームだった。普通のお店の天ざるに比べて天ぷらの量が3倍近くと言えば、お分かりいただけるだろうか。その上、どれもこれも美味しいのである。もちろん、蕎麦も大満足。

というわけで、お腹いっぱいになって再出発。帰りは、野岩鉄道沿いに鬼怒川温泉まで淡々と走り、はちやでバウムクーヘン入りソフトクリームをペロリと食べて一息。ツーリングプランの関係もあるので、そこから上河内SAスマートIC経由で帰宅した。

時間にすればわずかだったけれど、それでも会津らしい気分満点だった。