ヘッドライトカバー・レンズリフォーマー塗装
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買ったまま放置していたレンズリフォーマーを使ってみました。
イサム塗料のサイトや、オートメカニック誌に作業手順が掲載されていたりして流れのイメージは出来ていましたが、面倒臭い作業である事は分かってたので、ずっとやらずに放置してました。久し振りに見てみると缶が腐食してました(汗)
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先ずは塗装の下地作りの為にサンドペーパーを用意します。
元々ヘッドライトカバーにはキズ防止のコーティングがしてあるので、400番のサンドペーパーで水研ぎして完全に除去します。コーティング層が残っていると塗膜の縮みや割れを起こす事があるそうなので完全に除去します。
続いて600番、800番、1000番、1200番、1500番、と番手を上げて最終的には2000番で仕上げます。
(2000番は要らなかったかも...)
インチキして番手を飛ばすとキズが消えてくれませんw
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コーティングを完全に落としたところです。
マスキングをして照射面だけをサンディングしてます。既存のコーティング塗装は水を掛けると弾いて透明に見えるのでサンディング不足かどうかが判別出来ます。
外でこんな地味な作業をするには今は寒いのでカバーを取り外して家に持ち込んで作業をしましたが、ボディに取り付けたままの方が望ましかったです(後述)
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最初は手磨きをしていたのですが、コーティング層が硬くて厚いので、サンダーとポリッシャーにお出まし願いました。E46のヘッドライトの照射面は平面なのでサンダーが使えますが、最近のクルマのヘッドライト形状はエグい形なので手磨きが必須ですね。
ま、家の中でやる作業じゃなかったです(汗)
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2000番まで手磨きし(画像上)、最後に細めのコンパウントで仕上げると下の様にピカピカに。
ここまでで2時間経過....
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ボディに装着して仕上げ用のコンパウントをポリッシャーを使って本格的に磨き上げます。ポリッシャーのバフは十分にブロアを当ててゴミを飛ばしておきます。
昔ボディ磨きの時に悲惨な目に遭いました(T-T)
続いて塗装前に静電除去剤という専用のケミカル剤を使って塗装面を脱脂します。メーカーによると、普通のワックスオフとかを使うとカバーが変色したり問題が出るそうです。名前の通り、塗装中に静電気が発生してホコリを引き寄せるのを防ぐケミカル剤でもあるので必ずセットで揃えておきたいです。
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塗装途中の画像はスマホが壊れちゃったのでありません(汗)
カバーを取り外して塗装面以外をマスキングし、塗装ガンで噴きます。主剤2に対して硬化剤1の割合で調合します。シンナー希釈は不要です。100gもあれば十分ですが、150g作りました。が、かなり余ってしまいました。
10分のインターバルを置いて3回吹きしました。それ以上厚吹きすると塗料が乾燥時に引っ張って塗装割れを起こすそうです。
塗装面が透明なので塗装ムラが全然分かりません(汗)
60℃で20分間の強制乾燥が必要なのですが、食器乾燥機で代用しました。丁度タイマーも付いてますし、大きさ的にも片方づつでしたが問題なく使えました。
注):E46はカバーが取り外せて作業性は良いのですが、カバーの内側はコーティングが無いので簡単にキズが入ってしまいました(泣)
表面はキレイになりましたが、裏面が気付かないうちにキズついてしまった様です。
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で、完成。
跳ね石による打痕が無くなってキレイになりました。コーティングの塗膜で極微なキズも隠れるので一石二鳥です。塗膜は1500番のペーパーで水研ぎして平滑にし、再度ポリッシャーで仕上げてます。
カバーを外したついでにイカリングも装着。E46型はイカリングがホント似合います。カバーは一度も交換歴が無かったのですが、施工前とは見た目が段違いです。が、この補修セットを購入していなければ素直に交換用のカバーを買ってました(断言!)
結論的にはカバーの交換が容易でない(部品として供給されない)ヘッドライト用ですね。でも仕上がりは最高ですし、良い製品である事は間違いないです。
近所のクルマのヘッドライト請け負っちゃおうかな?(笑)
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