シリーズ11は我ながらずいぶんとマニアックな車両だな、と^^;
さて、バイクの競技と言えばまずは筆頭にGPなどのオンロード、
そして次にオフロードなどが上げられ、マニアックなトコでトライアルなんてあります。
でも実は まるま、このトライアルって割と好きだったりします^^;
正確に言うと「ありえない動きをするバイク」って見るのが好きなんですよ。
だからエクストリームも好きですね。
で、TLR250です。
これもバイクの部品の営業をしている中での話ですが、お客さんと、
ふとトライアルの話になったんです。
そして話が咲く中で「今度一緒にやろうよ」と。
その人は未経験に毛が生えた程度しかヤッたコトがないらしかったんですが、
それでもTLR50で通勤されてたりもしていたのでバイクはあります。
でも まるま、バイクがありません。
するとどーよ、別の店にもトライアルをやってる人を発見!
その人も誘ってみんなでやろうってコトになったんですが、バイクがないコトを言うと…
「…ないの? じゃ、型遅れで良ければあげるよ?」
…と。 ほええ? くれんの?
それがTLR250でした。
ただしコンペ仕様だったので保安部品は付いていません(笑)
このTLR250、乗っててすンごいマニアック、と言うかトリッキーでした。
ハンドル幅の広さはXLRよりもあり、また切れ角もハンパなかったですね。
あと圧縮が異常に高いのかキックもすンげぇ硬ぇの!
こんなんでケッチンくらったらマヂで骨折すんぞ?(笑)
エンジンも始動したらしたでさすがトライアル、ギア比がモロに低速側にフってあります。
1速なんてフツーに開けたら吹け切るのに1秒くらいじゃねーの?
そんなTLR、先ほども書きましたがナンバーがありません。
最初の遊びはその人に運んでもらいました。
初めて3人で行ったのは三浦半島の某所です。
○○海岸と言う場所ですが、ちょっと奥に行けば海岸と言うより岩場です。
さてヤローぜ…ってちょっと待て! あんたRTLぢゃん?(笑)
RTL250…モロに生粋のコンペモデルです。
最初に話をしていた人と「これ、遊びのつもりだったのにね…」と小声で話してました(笑)
実際その人はスゴかったですよ。
草レース(競技)では結構上位に入っていた経験の持ち主です。
ビデオ(当時はDVDなんてありませんでした:笑)の中の動きそのままです。
その人に教わりながら色んな技(?)にチャレンジです。
ただね?
真似事ですがそれらをするに当たり、さすがTLR、出来ないまでも感覚は手応えがあります。
XLRの時に少し遊んだコトがあるんですが動きが全く違います。
ステアケース(段差を乗り越える)にしてもアクセルワークと軽い姿勢変化で
「ヒョイ」ってフロントがあがります。
岩場を超えていくようなシーンでも、バランスを崩して「おっとっと」となりながら、
しかし次の動きへの「ため」もほんの一呼吸程度は まるま でも作れました。
初めてトライアルと言うジャンルのバイクを知った時「なんだこのカタチ?」って思いました。
だってシートなんか無いんですよ? いや、あるんだけど役に立たないでしょ?
しかも全体的に「バッタ」みたいな形だし…でもそれらにはちゃんと理由があったんですね。
やはり「それ用」に設計されているのが乗っていて分かりました。
結局は上級テクニックなど出来ませんでしたが、トライアルとはどういうモノかを
教えてくれたバイクでした。 そしてその中にはルールも入っています。
ここでは書きませんがただ障害物を乗り越えるだけじゃなかったんですね(笑)
ポイントの減点方法など、ビデオなどもさらに面白く見れるようになりました。
その時に覚えたテクニック(?)、今でも役に立っているモノがあります。
それはUターン、道交法で言う「転回」ですね。
CBR1100みたいな重量級のバイクでも、姿勢だけであまり寝かせずに極低速で転回出来ました。
また限りなくフルロックの状態で連続8の字も可能です。
そのTLR、今は…どうなってるんだろ?
その人の勤務先のバイク屋さんに置かせてもらっていたのですが最近全然行ってません^^;
なかなか行く機会もなく結果的に不義理してしまっているので余計に行きにくくて…
いつか顔出しに行ってみよっと。
トライアル、楽しいですよ♪
※これも画像はネット拾いです。
オマケに言うと、もしかしたら250じゃなく200だったかも知れません。画像は250ですが…
もらいモンだし良く確認していないので…^^;