くるま・バイク屋裏話

　以前も書いたけど、くるま屋に同級生、バイク屋(店主）に幼馴染がいる。いろいろ業界裏話も聞くんだけど、今日はその中から１つ。

『値引き額』について。

　車、バイクに関わらず、店の言い値で買う人ってあんまりいないと思う。「勉強して！」って言うよね。
　あの値引き額って、最大値引き額がメーカーから指定されているらしい。もちろん、そのギリギリのところまで持っていくかどうかはディーラーに任されているらしいけど。

　それを越えるとメーカーから苦情が来るらしい。色々見たお客さんが「あの店では○○円引いた」って話を他の店でする事で発覚するんだってさ。あんまり無茶するとメーカーからの取引が止まっちゃうんだって。とりあえず指示には従うらしい。

　今回はバイク屋だったんだけど、定価１６万のバイクを特別価格とかじゃなくて通常乗り出し価格９万８千円で売ったらしい。しかも大量に。もちろんホ○ダから苦情が来た。「他の店が困ります！」って。

　だから幼馴染は言ったよ。「メーカーに仕入れ値はちゃんと払っている。ウチが安く売ったらお客さんは喜ぶ。儲けが少なくても、それがうれしい。メーカーとしてのシェアも広がる。みんな喜ぶのに、何が悪い！」

　強いね。さすが県で１、２を争う販売店だよ。それからメーカーからは苦情も出なかったってさ。しかもお互い良好な関係のままで。

　今回長すぎてゴメン。